社会人になって早2年が経った。
あっと言う間だった気もすると言えばするが、どちらかと言えば2年前に入社式へと期待を胸に向かったことは相当昔の様に思える。
どうしても社会人1年目の割と早い時期に会社がなくなるという大きなイベントを経験し、社会人経験が一度断絶されているからか、特にその会社でのことは相当昔の様に思えるのだ。
最近ラックなど色々なところを通じ、社会人の同期や先輩後輩などと会う機会が増加している。
その中で、やはりみんながどう成長しているのかについては、相当程度バラつきがあるように感じる。
その領域という意味でも、深さという意味でも。
個人的な意見になるが、これはプロセス的には
1、そもそも仕事を楽しめているか
2、仕事において常にチャレンジしているか、背伸びしているか
によって生じているのではないかと感じる。
前者で言うと、ひたすら能力は高いものの、仕事の愚痴が多い人はどちらかというと仕事が業務になっているきらいを感じる。
後者に関しても同じであり、やはり業務ではなく仕事をしている人は、与えられる仕事だけで満足しておらず、自分でどうやってチャレンジするかと常に考えている。
そういう意味では、2つ挙げたものの、余り違うことは言っていないのかもしれない。
そして、成長の深さを感じる人の特徴を2つほど挙げてみる。
1、自分なりの経験に基いたオリジナルな仮説を持っている
たとえば、「この2年で悟ったことは?」と聞いてみると、「日曜日が恋しい」みたいなアホなことだけ挙げるのではなく、「人間はサボるから、それをどうやって動かすかがビジネスの肝だ」とか、「ビジネスは禿げるほど頭使わないと勝てない」とか、相当面白いことを言ってくれる。
ひとえに、自分がビジネスの中で経験したことを、ナレッジとしてストレージする能力に長けているのだろう。
2、寝技を持っている(自分自身にエッジを利かせている)
自分の強みが何かについて、非常に明確でイメージしやすいものを持っていることが多い。
たとえば、コンサルにいる凄い頭の良い人で、「僕はロジカルシンキングなんて糞だと思っていて、そんなものは誰でも慣れればできるし差別化要素にならない。重要なのは、それをどうやって実行させるかで、実行させるために経営陣とキャバクラ行って、ドンちゃん騒ぎやって、アホになって気に入られる能力が全てだと実感した」みたいなことを言う奴がいる。
そいつのカラオケに行った時の面白さと気の利きっぷりは半端がなかった。
ロジカルシンキングと接待技という一見相反する2つを兼ね備えるターミネーターみたいな奴だと思った。
この様に自分自身を強烈に差別化するためにはどうするかという頭の使い方をしているし、自分を客観的に見れているケースが非常に多い。
どうか自分もこういう人間でありたいと強く思うが、自分自身を評価するのは本日は遠慮しておきます。
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