Wednesday, February 23, 2011

【雑感】 男女の友情論


http://cobs.jp/enquete/realranking/2011/02/22_2.html
http://cobs.jp/enquete/realranking/2011/02/22_1.html
「男女の友情が成立するために必要なことランキング」なるものをネットで発見し、それがあまりに可笑しかったので、僕の考えをここにまとめておきたい。

結論としては、男性・女性とも一位はダントツで「相手を異性として意識しない」というもの。
しかも男性は50%、女性は61%と圧倒的である。
その回答自体が相手の異性を既に意識したことがある人だから出来るものである、という矛盾による面白さがそこにある。
まあ正直、あまりにも回答になっていない回答にびっくりした。

僕から言わせれば、男女の友情なんて基本的にはあり得ない。
(僕が男子校出身であり、男女の友情なんていうものを育む素地が元々ないことも大きく影響している可能性はあるが。)
ただ、仮に僕が全く友達としか見ていないつもりの女性と居たとして、たまたま彼女が屈んだ瞬間に胸がチラッと見えたら、僕が彼女に女性を意識してしまうのは間違いない。

結局男女の間には、決定的に「性別」という大きな壁が横たわっていると思う。
男女でどんなに仲のいい友達関係があっても、最悪SEXは出来てしまうのだ。
その大きな川が横たわっている限り、完全な友情が成立するということはないと思えてならない。

それを前提として、例外的に男女の友情が成立する場合というのは以下に限定されると思う。

①相手が異性を意識できない程(特に外見的に)好みから外れている場合
この場合、性差を意識せずに人間対人間として付き合える可能性はある。
ただし、そこまで完全に外見的な好みから外れている人間に、たとえ友情としてもどこまで持ちきれるかには大きな疑問はある。

②(特に男性が)超チキンで、絶対一線を越えないことが明確な場合
上記した大きな川を渡らない安心感の中、友情を築ける可能性はある。

③(親友レベルは期待せず)、一定の距離を置いて友情を築く場合
会う頻度を減らし、会う時はムーディな場所には行かず、夜遅くまで会わない、等お互いが一線を越えない工夫を凝らせば、一定の距離感の中で友情を築けることはあり得るだろう。

④男女数人グループで友情を築く場合
この場合、友情はワークする可能性が高い。
これは一対一じゃなければ、さすがに誰も一線を越えない可能性が高いからである。
一般的には他の友人等が見ている前で「雄」や「雌」になる恥ずかしさがあるためである。

僕は、特に④が非常に有効で示唆に富んでいると思う。
異性で「この人は凄い将来有望でぜひ長く付き合いたいけれども、異性としては・・・ 」という人がいれば、④を使うのがベストだと思う。
要するに、その人と出会った場(就活グループなり、サークルなり、同業の輪なり)を活かし、その集団での友情を形成するのである。
そうすることで、男女を強く意識せずに(あくまで例外として)友情を形成できる可能性は高くなると思う。

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