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Tuesday, March 13, 2012

【挨拶・雑感】 松本になりました

<よろしく、松!!>

2012年3月9日を以て、27年半親しんだ新井の姓を松本に変更することになった。
松本とは、所謂母親の旧姓である。
これに関して、先週末は区役所、警察、銀行等走り回る必要があり、実務的に大変疲れた。
とは言え、この件に関しては心理的な意味合いが非常に大きかったと思っており、人生の一大イベントでもあるので、思ったことをここに残しておきたい。


【簡単な経緯】
2007年に父親の会社が倒産し、それにより両親が籍を分けることになった。
その後、籍は分けたものの皆で協力してやっていこうとしたが、父親が生活能力を著しく低下させた自分に卑屈になったのか、家庭に対して非常に非協力的で内向的になり、結果1~2年後には母親の気持ちも冷め、完全な別離に。
母親は名古屋で双子と同居、弟は東京で僕と同居という形になった。
父親とはほとんど誰も連絡を取らなかった。(母親は本当に取らなかった。子供三人は何度か連絡したが、取れなかった。 →最近取れるようになって安心している。)

それでも僕、双子の兄弟、弟の3人は父親の姓を使い続けていたのは、何となく母親がその内(元の)父親と元に戻るのでは的な期待感があったのは否定できない。
なぜなら、両親は過去から何度も喧嘩(程度は大小色々あったが)はしており、その度にしっかり仲直りをしていて、「今回もそういうもので、程度が過去最大なだけでしょ」みたいな気分があったからだ。
そして、息子ながらに、経済的にも十分豊かで、家族みんなが仲良く、明るい新井家は最高の家庭なんだという誇りがあったからだ。
つまるところ、新井という姓は、家族5人がもう一度揃う可能性が0でないことを、その使用により確認していた様なものだ。


そうこうしている内に、2011年11月、いきなり母親が自身の再婚話を切り出してきた。
このニュースは嬉しい反面ちょっと複雑ではあった。
嬉しさは兎に角安心感から来た。
そりゃあそうだろう、今までは今後どう母親を支えるんだろうというぼやっとした不安感があったのが、大きく薄まったからだ。
一方で、新井家という自分の中にあった仮想Familyがなくなる瞬間だったという意味においての寂しさはあった。
この段階で、新井を名乗り続ける意味合いが実質的に無くなり、新井という名を変える決意が固まった。
母親が再婚するため、松本になるには祖父母の養子に入る必要があったり、色々手続きに時間がかかり、それがAll clearになった末の2012年3月9日、晴れて松本になったというのが凡その変更経緯である。



<美加の台時代の新井邸>

<懐かしの、美加の台小学校>

【思うこと】
1、よい家族を作りたい気持ち
一度上記したが、僕は新井家というものが本当に好きだったことは改めて記載しておきたい。
喧嘩等は色々あったものの、全員とても仲良く、明るかったあの家は素敵な家庭だったと確信している。
特に、5歳~18歳(大学から東京)を過ごした美加の台は一生忘れられないと思う。

親父がプールで浮き輪に飛び込んで頭打って血を流してたこと、兄弟3人で親に隠れてファミコンしててばれて叱られたこと、風邪の時に母親が看病してくれたこと、全てが楽しかった。
一時離婚とかがあった時に、それを残念に思う気持ちからか、「新井家」というものに対して悪いイメージを感じてしまったことがあったが、今はそれがただの反動であったことが分かるし、今後、新井家に対して本来感じていた楽しさと誇りはぶれさせずに生きていきたい。

それを踏まえて、将来生まれるであろう自分の子にも、自分の家庭を楽しく思って欲しいし、誇りを感じて欲しいと思う。
そして、それが無くなる寂しさを感じさせることなく、ずっと幸せにしてあげたいと強く思う。


2、絆を深め続けることの必要性
両親は7年とかの大恋愛を経て結婚したらしい。
その間に両家の親からも大反対されただとか、そういった障害を二人で乗り越えて結婚したという話を何度も聞いた。
それでも最終的に駄目だったのだ。
やはり、結婚はゴールではないのだということをそのまま証明している様なものだと思っている。
血の繋がった親子や兄弟でも縁を切ったという例が十分すぎる程あることを考えると、ましてや血の繋がっていない人同士が、結婚という形にのみ頼って何十年もうまくやっていくことなど到底不可能なのだと思う。

両親の関係を出来るだけ客観的に見直してみて、僕は父親の態度に主に問題があったと言わざるを得ない。
「男は最終的にしっかり稼いで家庭を支え、あとは背中で語ればいいんだろ!」的な側面が年を取る毎に強まり、日々における感謝の気持ちと何気ない会話が最終的には著しく減ったと思う。
特に事業失敗後は、その気持ちが卑屈さに繋がり、家庭関係の崩壊をより加速させたのは上記した通り。
夫婦を支えるのが絆なのだとすると、その絆を深めるのはまさしく嬉しい時の「ありがとう」と、申し訳ない時の「ごめんなさい」であり、それを続けなければ絆が深まらないばかりでなく、どんどん綻んでいくのだと確信している。

付き合ってる間も、結婚しても、子供が生まれても、子供が巣立っても、ちゃんと「ありがとう」と「ごめんね」を大事に出来る自分でありたいし、そうならなければならないと思う。


上記2点を意識しながら、松本としての第二の人生を楽しくて深いものにしていきたいと思う。


<ぺこり>

今まで仲良くして頂いた皆様、新井悠平を支え、成長させて頂き、本当にありがとうございました。
これからも松本悠平を宜しくお願いします。

ということで、今日以降を今までの27年半よりもっと楽しい人生にするべく、全力で走り続けます。

Wednesday, March 7, 2012

【雑感】 弟との生活が終ります



この3月末で、2年間続いた弟(洋平君)との生活が終わる。
本当に色々苦労があったが、今となってはしてみて良かったなって思えるので、その気持ちを忘れない様に、文章にしておきたい。
自分のための備忘録的な部分も大きいので、駄文だが悪しからず。

【一年目の苦労】
基本的には苦労の全てはお金だった。
セガサミー等のパチスロ関連職に就きたいという夢を追って、専門学校に入ったはいいが、今の我が家の経済状況的には年間100万円の授業料は重かった。
なので、家賃は洋平が自分で一定分持つという取り決めにし、月2万円払わせた。
で、4月にいざこっちの家に引っ越してきたら、手持ちが2000円しかなかった。。
バイト始めるにも面接とかでリードタイムかかるし、働き始めてから入金までもリードタイムがあるので、最初の手持ちは少なく見積もっても10万円はいるだろうのにである。
しかも、おばあちゃんに10万円ぐらいは借金してただとか、専門学校に未払いが実は10万円あっただとか、後から後からボロボロ隠れていた問題が噴出。
その時点でかなりクラッと来たが、パチンコ店でのバイトを開始したことでちょっと安心していたら、初めの給与受取日(確か2010年5月20日)に受け取った13万円が入った財布を盗まれたって、幽霊みたいな顔して言ってきた。
もうその瞬間、どうしよって本当に本当に目の前が真っ白になったが、取り返すしかないと彼に諭しながら、自分にもそれを言い聞かせる感じ。
勿論2万円の家賃は滞納が続き、生活費は貸してあげ続ける状態。
そんな状況にも関わらず、条件が悪いと言ってパチンコ店のバイト辞めたあとも、同様にバイトをどんどん変えるのだ。
とんでもなく不安だった。

一番あり得なかったのはパチスロ話だった。
2010年9月頃に彼が生活に困り、母親に5万円借り、僕に5万円借りていた際、10月の20日には全部耳そろえると約束したことがあった。
しかし、20日を過ぎて、家で顔を合わせても一向に何も言ってこないので問い詰めたら、「合計10万円必要なのに7万円しか集まらなかったから一発逆転を狙ってパチスロに行ったら、全部その金をすった」というもの。
さすがに唖然。
この日は、約束した日に返せないということを自分から言わなかったズルさ、絶対返すと約束した日に必要額を揃えられなかった計画性の無さを徹底的に叱った。
(パチスロ行ったのは本人のリスクの取り方であり、怒っても仕方ないと思い、叱らなかった。パチスロに行かざるを得なかった状況を作らしめた計画性の無さが本質的な悪。)

そういう状況はずっと続き、おばあちゃんの借金10万円、母親への借金5万円、僕への借金10万円みたいな状況で2010年11月を迎えた時、個人的に限界が来た。
そこで、日々現金で収入が入る日雇いバイトに行かせ、その出勤計画表を日時単位で細かく作成させ、日々その進捗状況と現金を僕が管理する様にした。
その結果、12月末の年末に帰省する際には、おばあちゃんと母親の借金を返済し終え、僕にあと5万円の借金が残っているのみみたいな状況まで立て直せた。

そこで安心し切った僕も良くなかったが、1月2月と、彼はバイトを一回もしなかった。
僕は毎日顔合わせると、「バイト行ってる?」と確認したが、毎日「うん、行ってるよ」って言ってたので信じていた。
本当にちゃんと彼を見てれば、「何か違うな」と感じるべきだったと思うが、自分自身も色々忙しく、そういうのに目をつぶっていたのだろう。
(彼はお金が無くなってくると、家にある非炭水化物をどんどん食べるので、家の中の様子がちょっと変わってきたりする。)
気付けば、2011年2月末には借金20万円、手持ち現金0円という惨状。

ここで、母親と僕と洋平で、もう来年は学校行かずに大阪帰れっていう話をシリアスにした2時間は本当に辛かった。
自分自身は母親への義務感とか義理みたいなので弟を預っていたが、ちゃんと導いてやれなかった自分が恥かしい気持ちとかで何が何やら分からなかった。
母親と僕はここで本当に大阪帰らせて彼の夢とか奪ってしまったんだって将来後悔したくないから、彼に来年こそ立ち直るという決意表明をして欲しかったのだが、その舞台をこっちがわざわざ作っても洋平は2時間一言も発しなかった。
しかも彼の携帯電話は当たり前の様に止まってるから、その場を逃したら次いつ話せるか分からないのに。
頭狂うかと思った。
この時が2年間で本当に底。


【泥沼からの好転】
その後、何とか彼から決意表明を引き出した。
ただ、そこから生活をまともな状態に戻すのは本当に骨が折れた。
とにかく、バイトを探すにも彼には探す力が無いのだ。
20万円の借金に手持ち現金0円だから、ちょっと遠くのバイト先には面接すら行けず、合格通知等の電話も受けれないのだ。。
結果、僕が10万円彼に生活資金用追加資金を融資した。(それは後に15万円まで膨らんだ。)
これは本当に苦渋の決断だった。
だって、当時自分も出費が続いたりしてて、本当に金欠だったので、15万円がとてもきつかったのだ。

ただ、それがあって彼はようやくバイトを探し始めた。
それまでは生活に困ってる様子が家の中の物から伝わってきて(海苔が凄いペースで減るとか)、顔色も悪かったのが、まともな食事をして顔色良くなったことで面接も通った様だ。
一時震災でバイト探しが中断せざるを得ず、ずっと家でゲームばかりしてた時期はちょっと気がおかしくなりそうだったが、それも乗り越え、4月から本格的に十番駅前の鳥貴族でバイトを開始し、ちょっとずつお金が返ってき始めた。
銀行の通帳とカードは完全に僕が預り、出費も全て管理し、バイト出勤日も管理する厳しさをした結果、合計35万円の借金を4月から9月にかけてで完済させた時は涙出るかと思った。

その後もちゃんとバイトをしている模様で、金銭的にも余裕が出来たみたいで、生活と気分が豊かで前向きなのが伝わってきて、それは本当に喜ばしかった。


【2年間での学び】
こういった同居生活を通して、色々学べたと思っているが、やはり以下の2点が一番大きいと思っている。

<1、怒りの本質について

当初、彼には凄くイライラしていたのだが、僕は彼のせいだとずっと思っていた。
しかし、イライラして僕が怒っては彼が同じことを繰り返す、そんなスパイラルの中でその現象の本質について考えた時、僕がイライラする理由が「彼がちゃんと決めたことをやらないから」ではなく、「僕が彼に対して高過ぎる期待値を持ち過ぎている」ためであるという、とても大切な本質に気付いたことはとても大事なことだったと思う。
例えば、上で書いたパチンコ屋で洋平が7万円スッた話で行くと、返済をい絶対失敗させたくないなら、その時点で通帳とカード預るとか、デイリーに行動を管理するとか色々オプションはあったはずである。
「彼にはちょっと出来なそうだな」って自分が思っているのにも関わらず、その課題・命題を相手に突きつけて、プロセスは放置気味で、結果が出ないと怒るっていうのは、やはりマネジメントの正しいあり方ではないのだろう。
相手を見て、その実力をフェアに判断して、不足しているなって思うならどうやってそのGapを埋められるか一緒に考える、これはとっても大事なことだと改めて認識。
特に、相手に何らか特定の成果を期待しているのであれば。


<2、相手を見て変化に気付くこと>
相手をちゃんと見ていると、変化に気付くはずである。

上記した様に、例えば海苔が明らかに凄まじいペースで減ってるとか、最近家にあまり帰って来ないなとか。



海苔が無くなってたら、やっぱりお金がなくて食べ物買えずに困ってるのだろうし、帰って来ない時は彼女出来てたりとかするのだ。(後者は喜ばしい事であるが。)

という様に、変化には何らかの理由があって、相手のことを大事に思うのであれば、それに敏感に気付かなきゃダメだと思う。
更に、もっと大事なことは、それに気付いたら「ま、いいか」で放っておくのではなく、積極的に会話せねばならないということだ。
僕は海苔が無くなった時に、ちょっと「サボってるからだ、ざまあ見ろ!」とか思い、結果彼が相談出来ない地盤を作ってしまったことが、後の借金増大に繋がったとも思う。
それを他の例で見てみると、例えば「気付いたら奥さんに浮気されてました!」とか、「息子が精神的に病んでいることに気がつきませんでした!」とかそういう事例は周りに転がっていると思うが、僕自身は今後、自分にとって大事な人をちゃんと見て、その人がおかしいなって思ったら、自分から進んで声を掛けれるようになりたいなって再認識。



・・・

いやあ、本当に書きつくせないな。
・初めて彼が家に来た2010年4月、2人で鍋をした時、洋平がボソっと「なあ悠平、今まで何人とやったん?」って聞いてきたこと
・洋平が風邪で寝込んでて、「何か買ってきたろうか?」って聞いたら、「米が切れてるから出来れば5kg買ってきて」ってボソっと言ってたこと
・僕の友達が来てる時に、一緒に飲もうやって混ぜたら緊張からか酒が進んで、顔が真っ赤になってたこと
とか、色々かわいいところは多かったな。
いい思い出ありがとう。

今後彼はまだ果たせてないパチスロ業界への就職という夢を追い続けるとのことだが、諦めずに向かっていって欲しいな。
そして、明るさと可愛さをなくさずにいて欲しいなって兄ながらに思う次第!!

Thursday, January 19, 2012

【雑感】 人にやさしく




久々にブログアップ。
(安い言い訳なんだけど、仕事が忙しくなると書けないね。もっとカジュアルに書ける様になればいいんだけど。)


さて、最近嫌なことがあった。
簡単に言うと、仲のいい友達にメールで嫌なことを言われたということ。
さらに、その友達がそんなことをしてきた理由が、(自分のイライラを人にぶつけたってとこだと思う。
そして、その一方そうすることで自分に構って欲しいという気持ちがあるのだろう。

正直大人になってこういうことってやるべきじゃないと思う。
 ・子供の頃、母親(勿論子供は母親のことが大好きという前提)にわざと悪口言ってみる
 ・小~中学校の頃、気になる子にわざと意地悪をしてしまう
っていうのは、誰にもある経験だろうが、それって子供だから許されるコミュニケーション方法だろう。
大人になったのなら、やはりそういう自分の欲求を満たすために、人を少なからず傷付けちゃってる自分を客観的に見て、そういう行動は慎まないといけないと思う。

そして、構って欲しいという自分の欲求は、人を傷つけない形で正しく発信すべきだ。
ただ、ちょっと恥ずかしくても「(寂しいから)相手してよ」って言えばいいだけだ。
それさえも言えないなら、家に篭って趣味にでも没頭しておきましょう。
それ程人を傷付けるというのは重い罪なのだと知るべきかと。


これって凄い当たり前のことなんだけど、実際難しいことだと思う。
でもそういう当たり前のことを、当たり前として出来る様になって、優しくて素敵な大人になりたいなって思う次第。

さて、その友達にはちゃんとそういうことを注意してあげなきゃだ。

Tuesday, July 12, 2011

【雑感】 wantで生きよう

 最近就職活動生や、転職で悩む人の相談に乗ることが多かったのだが、その中で思うことがあったので書きたい。凄く気になったのは、「自分はこうするべき(should)」ということをベースに人生を考えている人が殆どであること。まあそれを否定するものでは無いし、自分もずっとそうだったからその考えはよく分かるのだが、今となっては「自分はどうしたいか(want)」をベースに生きるべきかと思っている。

最近自分のwantを掴んだものが勝ちだとしきりに思うのだ。社会人も丸3年経験し、同期等の進路もどんどんバラバラになっている中、自分に合ってない会社の中で毎日苦しい表情で耐えて仕事している奴もいれば、早々にタフな環境を抜け出して楽しそうに生きている奴もいる。ただ、せっかく一度切りの人生なんだから笑って生きていたいじゃない。
どんなに金を稼いでても、どんなに能力が伸びてても、その結果満面の笑みが出てこないのであれば、それに本当に意味があるのか自問自答すべきだと思う。個人個人、「自分は将来何をしたいか」「どういう瞬間が自分にとって最大の幸せか」「その人生においてお金はどのぐらい必要か」等のキークエスチョンを徹底的に深めていないといけないのではないかと強く思う。

さて、これはあくまでも私見だが、自分のwantを考える上で考慮すべき点は以下だと思っている。


①深く考えること
wantって言葉尻だけ捕らえ、みんな「のんびり暮らすこと」とか言いがちであるが、本当にそうなのか。本当にやりたい事ってそんなものなのか、深く考えるべきである。例えば本当にハワイでのんびり暮らせたとして、1ヶ月のんびりし続けたら飽きて、仕事したくなったりしないかなあ、なんて考えてみる必要性がある。
この部分の思考が浅い人は本当に多いと思う。(自分のレベルが十分かどうかはこの際置いておく。)例えば「僕は日本に貢献したいのです」って言う人がいたのだが、「何故?」って聞くと全く答えられなかった。そういう自分の中での表層的なレベルでのwantを、自分の性格/性質レベルに落とし込まないと全く機能しないだろう。
ちなみに前述の日本に貢献したい人について、僕が聞く限り、その人の日本に貢献したい欲の底に横たわる性質としては、「自分自身のオーナーシップが高く、自分が関わる人・組織・社会は良くあって欲しい、良くしたい」という考え方なのだと感じた。そう落とし込めると、本当に良くしたいのは、本当に日本なのか、まずはもっと身近な家族/友人レベルなのか、という議論に繋がってくるのだと思う。

②想像力を多面的に働かせる
人にとってwantを見付けるのが難しい最大の理由は、したいことって誰にとっても数多くあり、その中で取捨選択/優先順位付けが出来ないからであろう。そういう中で、何となくその順位付けはなあなあにしておきながら、目の前のタスク(should)で生きている人は多いと思う。ただ、これを決めねば自分にとっての本当のwantが見えてこないのは確実だろう。そういう時にこそ、相当想像力を使い答えを出すべきではないか。
その時使える一つのツールとして、「どっちに嫉妬するか」ツールなんかがある。例えば、商社に行くのと投資銀行本部(IBD)に行くのを迷っている人がいるとしよう。その中のどちらかに入って30歳になった時、他方の選択肢を取った同世代の人にどの程度嫉妬しそうか想像してみる。「商社にいると仕事もプライベートもそこそこ充実してるけど、何となく特定の技能が付いた気がせず、それをガッチリ身につけられるIBDの人に嫉妬しそう、」って思うならIBDに行くべきである、みたいな感じ。

③間違っていたと思った瞬間行動を修正させる
上記取捨選択/優先順位付けはすべきだと言ったが、人生のどの時点においても、それはその時点における仮説レベルに留まることは仕方ないと思う。なので、人生において価値観を変えうる大きな出会い/イベント等があれば、それが変わるのは仕方がないだろう。
問題は今までの自分のwantが間違ってたなって思った時、どうするかではないか。個人的にはその瞬間に修正すべきだと思う。だってやっぱり人生は一回なんだし、やりたい事やって笑って生きていたじゃない。勿論、上記①の条件を満たしている人であれば、そんな安易にコロコロwantを変えないという前提に基づいての意見である。簡単/安易にwantを変えるのがよろしくないのは言うまでもないだろう。

Tuesday, June 14, 2011

【雑感】 語学勝負


連続でサッカー日本代表選手ネタになるのだが、悪しからず。
ドヤ顔で有名な川島選手が非常に良い事を言っていたので、紹介したいと思った次第。
http://www.soccer-king.jp/daihyo/article/id=10984


2010-11シーズン、ベルギーのリールセでプレーして日本人のクオリティーの高さを改めて感じたという川島は、「近年、世界に進出する日本人アス リートが成功している一方で、挫折を経験して帰国を余儀なくされている選手が多いことも事実。監督やチームメートが言っていることを理解できず、コミュニ ケーションをうまくとれずに挫折を味わった選手もたくさんいます。もっと語学の重要性を知ってもらうために、プロジェクトに協力することを決めました」と コメント。
「GKは他のポジションと違って信頼を得るのに時間がかかるポジションなので、自分がコミュニケーションをとることで選手や監督、ファンの信頼を得ていくことができた」
そう語る川島は、海外挑戦1年目で成功を収めることができた一因として語学の重要性を挙げている。
18歳の時にイタリアへ留学経験のある川島は、イタリア人記者から質問を受けると、流暢なイタリア語で返答する場面も。
「プレーで世界に進出していくことはもちろん、言葉の壁も乗り越えてグローバルな選手を目指していきましょう」と、海外挑戦を目指すアスリートに向けて応援メッセージを送っている。


発言内容要旨は以下の様に纏められるだろう。
・日本人のプレーレベル・クオリティは非常に高いこと
・しかし、コミュニケーションに問題があり、通用せずに挫折を味わった人も多いこと
・自分自身は(ベルギーにて)率先してコミュニケーションを取り、選手/監督/ファンから信頼を勝ち取ったこと
・語学が自身の成功の重要な一因であること
川島選手は十分にサッカーの能力の高い選手であるが、海外挑戦をする前から英語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語を話せる状態を作っていたとのこと。

前も述べたが、今やビジネス界も能力主義、成果主義の広まりにより個人勝負の世界となっている。
そんな中で、川島の発言はそのままビジネスパーソンにも適用されるべきであると思う。
今や日本は成長が止まって、むしろ縮小していく社会であり、国外に出る必要性が飛躍的に高まっている中、外に出られない人間になるのは、リスク以外の何でもないと思う。

我々として、来たるべき時代に備え、今から海外進出に備えておかねばならないと改めて確認。
何より日本人のクオリティは非常に高いのだから、その壁さえ乗り越えられれば成長は作れるはずなのである。

Wednesday, June 8, 2011

【雑感】 本田圭佑に学ぶことは多い


昨日日本対チェコが行われたが、この試合後の本田圭佑の発言には我々としても学ぶことが多いと思う。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20110608-00000007-spnavi-socc.html
簡単に内容を纏めると、
・監督は試合内容を褒めるかもしれないが、自分自身は全く満足していないこと
・もっと個の成長を追及しないといけないこと
・それは代表として集まる短い期間に追求できるものではないので、各自が普段所属チームで意識を高く持ちながら追求していくしかないこと
・その様なアウトプットの場に向けたインプット作業は今日(気付いた日)から行うべきであること
・最終的にものを言うのは、個人個人の野心の大きさであること
である。

これは当たり前の事なのだが、サッカーに関わらない社会人も相当程度に意識するべきではないか。
勝負のタイミングというのは毎日訪れる訳ではないが、そこで最大のパフォーマンスを出せる自分になるために、どこまで野心を持って個の成長を追及できるか。
こういう事を自分は本田のレベルで考えられているかどうか、自問自答してみる価値は高いと思う。
(正直、自分自身ははっとさせられた)

勿論人の生き方はそれぞれなので、別に野心を高く持たなくとも、一定程度不自由なく暮らせて家族がいれば十分という人もいるだろう。
ただし自分がそうだろうと思っていたところ、いざ勝負のタイミングが来た時や、30~40歳になった時に後悔しても遅いというゲームの構造には早めに気付いておくべきである。
僕は絶対にそれは嫌だと思うのである。

Tuesday, May 17, 2011

【挨拶、雑感】 徹底するべし

勉強会の準備やら色々あって、ブログをずっとサボっていたのだが、ちゃんと再開しよう。
今年初めに書くと決めたのだから、やはりちゃんとやらねばならない。
その辺、自分自身をちゃんと律してやろうと思う。
(サボってすいませんでした。)




いきなりだが、僕は徹底的にやることは非常に重要性が高いと思っている。
それについて考えさせられることがあったので、書いておきたい。

今日ランチを食べていた時に、ふと横にいた人が「ダイエットしているのに痩せない」という事を言っていたのを聞いた。
ダイエットしてるのに痩せないってなぜそんなことが起こるのか不思議に思って聞いていたのだが、続けて聞くと、その人のダイエットとは「いつもタクシー乗るところをちょっと歩く」とか、「いつも3個食べちゃうチョコを最近は2個にしてる」とかそういうレベルとのこと。。。
誰が考えてもそりゃあ痩せないだろう。
僕が言いたいのは、そういう努力の仕方をするぐらいなら、ダイエットなんて全くしないぐらいの方が寧ろいいということである。

ダイエットは運動と食事で痩せる2パターンあるが、食事で痩せる方が圧倒的に即効的である。
(食事を変えずに運動で痩せようと思えば、それこそ毎日10Km走るとかのレベルが必要になる。)
しかし、食事を変えるというのも、一日一食以外は炭水化物を完全に抜くとかをしなければ効果はなかなか出ない。
 僕はしかし、そのレベルでがっつり取り組まないと、逆に自分自身を苦しめると思う。

人間苦しいことを耐えられるとすれば、それがいい結果を産むからだろう。
それがなかなか出ない中で、ちょびっと苦しい思いを続けると、「なぜ自分は苦しい思いをしているのに結果が出ないんだろう」という気持ちばかりが募ってしまう。
であれば、ちょっと苦しくても絶対結果が出るプロセスを取るべきと僕は強く信じている。
物事は徹底的にやるべきなのである。
(ただし、自分自身の能力や限界はしっかり見極め、破綻をきたさない様に注意すべきなのは当然)


僕自身は自分が太るのが許せないタイプなので、自分の理想体重から3kgオーバーした瞬間から、戻るまで炭水化物はきっぱり絶つ。
炭水化物をきっぱり絶てば、一週間も経たずに3kgは落ちる。


ということで、ブログもサボったのだが、ちゃんと徹底して書き続けようと思う。
頑張ります。

Wednesday, February 23, 2011

【雑感】 男女の友情論


http://cobs.jp/enquete/realranking/2011/02/22_2.html
http://cobs.jp/enquete/realranking/2011/02/22_1.html
「男女の友情が成立するために必要なことランキング」なるものをネットで発見し、それがあまりに可笑しかったので、僕の考えをここにまとめておきたい。

結論としては、男性・女性とも一位はダントツで「相手を異性として意識しない」というもの。
しかも男性は50%、女性は61%と圧倒的である。
その回答自体が相手の異性を既に意識したことがある人だから出来るものである、という矛盾による面白さがそこにある。
まあ正直、あまりにも回答になっていない回答にびっくりした。

僕から言わせれば、男女の友情なんて基本的にはあり得ない。
(僕が男子校出身であり、男女の友情なんていうものを育む素地が元々ないことも大きく影響している可能性はあるが。)
ただ、仮に僕が全く友達としか見ていないつもりの女性と居たとして、たまたま彼女が屈んだ瞬間に胸がチラッと見えたら、僕が彼女に女性を意識してしまうのは間違いない。

結局男女の間には、決定的に「性別」という大きな壁が横たわっていると思う。
男女でどんなに仲のいい友達関係があっても、最悪SEXは出来てしまうのだ。
その大きな川が横たわっている限り、完全な友情が成立するということはないと思えてならない。

それを前提として、例外的に男女の友情が成立する場合というのは以下に限定されると思う。

①相手が異性を意識できない程(特に外見的に)好みから外れている場合
この場合、性差を意識せずに人間対人間として付き合える可能性はある。
ただし、そこまで完全に外見的な好みから外れている人間に、たとえ友情としてもどこまで持ちきれるかには大きな疑問はある。

②(特に男性が)超チキンで、絶対一線を越えないことが明確な場合
上記した大きな川を渡らない安心感の中、友情を築ける可能性はある。

③(親友レベルは期待せず)、一定の距離を置いて友情を築く場合
会う頻度を減らし、会う時はムーディな場所には行かず、夜遅くまで会わない、等お互いが一線を越えない工夫を凝らせば、一定の距離感の中で友情を築けることはあり得るだろう。

④男女数人グループで友情を築く場合
この場合、友情はワークする可能性が高い。
これは一対一じゃなければ、さすがに誰も一線を越えない可能性が高いからである。
一般的には他の友人等が見ている前で「雄」や「雌」になる恥ずかしさがあるためである。

僕は、特に④が非常に有効で示唆に富んでいると思う。
異性で「この人は凄い将来有望でぜひ長く付き合いたいけれども、異性としては・・・ 」という人がいれば、④を使うのがベストだと思う。
要するに、その人と出会った場(就活グループなり、サークルなり、同業の輪なり)を活かし、その集団での友情を形成するのである。
そうすることで、男女を強く意識せずに(あくまで例外として)友情を形成できる可能性は高くなると思う。

Thursday, February 10, 2011

【雑感】 大相撲界の八百長疑惑に思う

 
今やニュースを見れば、やれ春場所どうのこうのと、角界の八百長疑惑事件が相当話題となっている。
僕は特に大相撲のファンでも何でもないので、別にこんなのばっかり特集しなくても、、というのが本当のところではある。
ただし、この事件については少々思うところがあり、それはビジネスにも恋愛にも通じるものがあるのではと思うので、それを記しておきたい。


【八百長疑惑事件のお粗末さ】
僕として、この事件はそれほど詳しい訳ではないが、どう見てもお粗末としか言い様がないと思う。
普通に考えても、以前に似たような疑惑があった中で、
・メールでやり取りを行い
・10人以上の集団で
・かつ実名で
八百長を行っていたのだ。
これをお粗末と言わずに何と言うのかという程、お粗末だと思う。

メールでやり取りを行うのは下の下だとしか思えない。
バレる時の物的証拠を確実に残す行為に他ならないからである。
そんな下の下の策を集団でやるリスクを認識していないのもどうかと思う。
一人ばれると全員ばれやすいという特徴を八百長が持っているうえでは、誰を巻き込むかが非常に重要になるはずである。
そんな中、10人以上にもなる組織になると、その中でばれる可能性があることの意識の低いものが入る可能性は充分に高いだろう。
そんな中で実名でやり取りをしていたのは、明るい服装でゲリラ戦に臨むようなもんだろう。

何でこんなお粗末なことを出来ていたのか考えてみた。
1、自分たちはバレないと思っている、過信している
2、バレた時に失うものを大事と思っていない、もしくは失うものにまで頭が回っていない
3、悪いことをしている意識が希薄
これの内どれか、もしくは複数であろう。


【転じてビジネスや恋愛について】
上記と同様の問題はビジネスや恋愛についても起こりうる。
言うまでもないが、前者であれば不正やインサイダー、後者は浮気や不倫など。
これを防ぐには、どうすれば良いのかという議論。

僕は先ほどのお粗末な理由3つの内、2を常に頭に置くことだと思う。
社内不正をした時、浮気をした時に何を自分が失うかを常に考えることである。

なぜなら、1(自分がばれないという過信)および3(悪いことをしている意識)は、あまりに自分の内心のこと過ぎて、幾らでも自分の中で揉み消せてしまうからである。
唯一、2のことのみは自分のことではないのである。
例えば、不正/浮気をしてもパートナーが許してくれる可能性もあるが、それは起こってみないとわからない世界だ。
なので、最悪ケースを想定し、それを失うことは出来ないというマインドを比較的作りやすいと個人的には思う。
 
繰り返しになるが、今回の事件自体にそれほど興味はないのだが、いい反面教師として今後の自分にも活かしていきたい。

Thursday, January 27, 2011

【雑感】 2010年、やはりLady Gagaは凄かった


本日はユルい話。
昨年度のLady Gagaのスタイルについて纏めたサイトが余りに秀逸だったので紹介したい。
基本的にはイマジネーションに溢れており、インスピレーションが刺激されるファッションを提供してくれるLady Gagaだが、どうしても突っ込みたくなるものが幾つかあった。

これは有名な肉ドレス。
着ていて気持ち悪くならなかったのか気になる。
とは言え、こんなのは序の口。

  
明らかに他のものと比較して手を抜きすぎ。
更になぜガチョーンなのか凄い気になる。

これも手を抜きすぎにしか見えない。
マタニティファッションに見える。

言い方悪いんだけれども、、、、凄い不細工(超ストレート)。
映画に出てくる、アメリカの片田舎のバーのママみたい。

確かに昨年海老は一世を風靡したが、それはやりすぎ。
さすがにネタとしか評価出来ない。

表情のことはもう言うまい。
ただし、これはウルトラマンに出てくるジャミラかと思った。
 (これがジャミラ、FYI)

  う~ん、これをおしゃれと評価する度量は僕には少なくともない。
風来のシレンかと思った。
(これが風来のシレン、FYI)
 
う~ん、ガキ使に出てくるジミー大西かと思った。

Monday, January 24, 2011

【雑感】 ソーシャルネットワークを見て(ネタばれ有)


映画のソーシャルネットワークを見て感じたことが大きかったため、記載しておきたい。


【単純な映画感想として】

非常に面白かった映画だった。
・フェイスブック創成期の熱狂と葛藤が、圧倒的なスピードで描かれる。アメリカン・ドリームとその虚栄、訴訟社会、若者たちの稚拙と青春のほろ苦さが2時間に巧く凝縮されている。
・最初の1コマから頭はいいものの、その頭の良さに振り回され、世間知らずで誤解を生んでしまうというキャラをうまく描いていることに感心した。自分自身の母校である東大にもこんな人いたなあと微笑ましく思った。
・どんどんこじれてゆく登場人物間の人間関係がミソである映画において、緊張感を漂わせる描写が秀逸。観た後に、これほどまでに人と映画について(どこですれ違いが起きたか、どうやって防げたか、観て何を思ったか等)を議論したくなる映画は初めてだった。
・少々残念だったのは、(Facebook自体がいまだ急成長中の企業のためか)落とし所に悩んだなという印象が残ったこと。


【個人的に思ったこと】

①ベンチャースタートアップ時における示唆に富んでいる
映画における一つのメインテーマが主人公のザッカーバーグとサヴェリンのどんどん開いてゆく溝。
観ている側に非常にもやもやした感情を抱かせるこの展開ではあるが、本当はこの悲劇は避けるべきであろう。
「ビジョンは何なのか」、「何を大事にしてビジネスをやっていくのか」、「何はやってはいけないのか」等をとことんすり合わせ、決めた後は徹底遵守するべきである。
青臭い意見にも思えるが、やはり僕はこれこそが誰かと組んでビジネスを始める以上一番大事なことだと思う。
もしこれが出来ない相手、もしくは信用しきれない相手であれば、それは本当は組むべきパートナーでない。

まあ、これがうまく出来なかった主人公のオタクさ、稚拙さ、ある意味での純粋さが売りでもある映画なのは事実であるのだが。。

②スペシャリティがものを言う時代である
ザッカーバーグは当初Facebookのアイデアを自分で考えていた訳ではない。
ハーヴァード・コネクションを立ち上げようとしたウィンクルヴォス兄弟から相談され、それに乗る形で作成を始めるのである。
それに対し、ウィンクルヴォス兄弟がザッカーバーグを訴えるのだが、その訴訟の場面においてザッカーバーグは、「やつらが僕を訴えるのは生まれて初めて自分が手に入らないものがあったから」「くやしかったら自分でフェイスブックを作ってみろ」と言った言葉は相当程度に真実である。
やはり作成できる能力を持っている者こそが最終的に勝つのである。
もしそれが無く、ウィンクルヴォス兄弟の様にアイデアしか出せないのであれば、契約等で縛らなければならないのは仕方の無いことだろう。

これは親友のサヴェリンも同様であり、最初は資金提供をしたりして一定程度価値を出せたが、最終的には代替が効く様になり、放り出されてしまった。
自分にしか出来ないことを追求し、それを出せる体制をちゃんと構築するということはビジネスの肝であるとも再認識させられた。

③起業するならやはり米国(特にITアプリケーションにおいて)
単なる学内ネットワークサイトとして始まったFacebookがあっという間に世界に拡大し、企業価値・株価も右肩上がりに大きくなるという現代版アメリカンドリームを描いた当該映画。
観ていて、なぜこういう会社が日本からは出ないのか非常に残念に思った。

僕の原因仮説は以下。
i)日本発ITベンチャーは言語的な環境故にパイが取れない
Facebookを例に出すまでもなく、ITアプリケーションはユーザー数が命。
日本語を母国語にすると、そもそもパイの総量自体が数千万人レベルとなってしまうことの限界が大きい。
ii)日本において高いValuationがITベンチャーに付かない
日本にはベンチャー精神溢れるVCが存在せず、殆どがいわゆる大企業論理で動くVCである。
そのため、米国みたいに本当に右肩上がりで成長するベンチャーに超高値が付くということが殆ど無いように思う。
それ故に成長資金を得にくく、右肩上がりの成長も描きにくいのでは。
iii)高い価格を付けて優良ベンチャーを買収しようとする事業会社の不在
同様に事業会社(ストラテジック)も高いValuationを付けられるほど貪欲な成長モデルを描いているところが少ない。
iv)その他
上記のような環境のため、日本人が起業そのものに向かいにくい。
起業する場合も、米国ではやったものの真似みたいなものが多く、成長余地に欠ける。
など。
(ZARAやIKEAの様なモノを扱うビジネスで日本勢が戦える可能性はあるが、ここではその議論は省く)

そう考えると、日本でITベンチャーを作る意味合いは相当程度に乏しいのではないか。
上記した日本におけるITベンチャーが不利な理由の裏返しになるが、米国であれば世界中にユーザーを拡大できる可能性があるし、それに対してバカ高いValuationが付く可能性もある。
税制の面でも、デラウェア等で設立した方が有利であることも見逃せない。
日本でやる理由があるとすれば、日本市場へのこだわりや、日本への貢献など、心情面で見出すしかないのではなかろうか。

Wednesday, January 5, 2011

【雑感】 2010年年の暮れに得たもの

2010年の暮れは、プライベートな時間が多く取れ、その中で色々なものを得た。
それらについて、備忘録的にいくつか纏めておきたい。

【キャリアをエンドポイントから逆算するべき】
自分が何歳までに何をしたいのか決め、そこからの逆算により何歳までに何を得ておくべきかを明確にすべきだ。
例えば、35歳までに起業とかがエンドポイントであれば、自分が仕事で得たいものは変化するはずである。
今の会社にいると、相当幅広い経験が出来るだけに、つい与えてもらう仕事に満足するのだが、エンドポイントをもう少し明確化し、自分が得たいものに合わせて会社に得たい経験を訴えかけていくことも必要であろう。
自分自身一定程度それが出来る年次になってきているはずである。


【経営者か資本家か決めるべき】
上記と相当かぶるのだが、さらに自分スペシフィックな観点で言えば、この論点が重要であると思う。
年末、プライベートエクイティに興味を持つ人に、僕自身が携わっている業務の内容を説明する機会があったのだが、その説明をする中で自分自身気付いたことである。
(特に僕のいるファームはそうなのだが、)プライベートエクイティにいると、経営にも一定程度携わることが出来、株主兼経営者である気分を味わうことが出来る。
ただし、たとえば以下のケースではどうか。
①ある会社が事業の成長のために設備投資をしたがっている場面において、株主としては借入金の利払いに回してもらわねば困る場面。
②ポートフォリオ会社としては、安定とリスクヘッジこそが今後重要と考えているが、株主としては成長してもらわねば満足なExitが出来ない場合。
やはり、本質的には経営者と株主は対立する部分があり得るのではないだろうか。
その中で、自分が将来どちらの立場に立つべきかクリアにして、今の仕事に臨むことで得るものを大きく変えられるという思いが強くなった。


【仕事において、自分自身を奮わせる目標設定が必要】
仕事をやっていれば、どうしても慣れは生じる。
その中で、日々仕事で得られる満足感が落ちるケースというのは勿論あり得る。
そういう状況で、例えば会社を変える等に代表される環境を全く変えるというのは一つのオプションではあるが、それが全てではないであろう。
やはり、目標を一段高く設定し直し、自分自身がその目標の達成のために仕事のやり方を変えてみようと思うことが必要ではないか。
例えば、アナリストというポジションにおける業務・作業内容に慣れと飽きを感じているとすれば、「こんなアナリスト見たことない」と言わさせるという目標を立てれば、仕事のやり方や貰い方が変わってくるみたいなことである。
これは当たり前のことと言えば当たり前なのだが、非常に重要なことであり、常に気をつけておきたいと再認識したので、ここで記そうと思った次第である。


まじめなことで言えばこんなところである。
カジュアルサイドでも色々発見があったのだが、詳しく書くのも若干躊躇われるので、ヘッドラインのみ。
興味を持った人は、次に会った時にでもFace to Faceで聞いてくらはい。

【優しくしないという優しさも必要】
【わがままを通せる強さが必要】
【自分自身には結婚はまだ早い】
【プライベートでも前準備が命】

これらに気付かせてくれた、友人のO君、Y君、Y君の奥様に感謝。


<友人との旅行で行った白川郷の美しすぎる景観>


<実家のマドンナ、ぷーたんの美しすぎる一枚>

Wednesday, December 22, 2010

【雑感】 P&G社・中途シンガポール採用

友人から告知依頼があったので、記載。
P&G社が中途でいきなりシンガポールで採用するとのこと。
詳細は以下。
http://pgsaiyo.com/singapore/index.html
非常に良い機会だと思うので、興味のある人は応募してみてはと思う。
(リクルーティングチームを担当している友人もいるので、紹介が必要な場合、僕に連絡くれれば繋ぎます。)



【別の視点から所感】
何だかこういうのを見るにつけ、ビジネスの舞台が日本からアジア全域にシームレスに広がっていること、その中で拠点としての日本の魅力が低下していることを切実に感じる。
今日本でビジネスをしていて閉塞感をこれほどに感じる中、この採用に飛びつく人は少なくないだろう。
そうしてP&G社において、アジアと戦える人材として鍛え上げられた人達が、その後日本に戻ってくるだろうか。

自分自身は投資家と日々接しているが、彼らは日本を他のアジア諸国と比較し、その結果魅力が低いと言い切る。
非常に悔しいし、やるせなさを感じる。

やはり日本を良くしたいね。
今年の初めは「日本という国に拘りはない」と豪語していたが、この一年で愛国心も高まったものだ。
まだ貢献できるほど力がないのも悔しいが、こういう想いをちゃんとアピールし、大きな輪にし、変えていく力にしてゆきたい。

Monday, December 13, 2010

【雑感】 友達と熱く語った会

12月11日、この日は僕にとってとても貴重な日だったので、備忘録というのも兼ねて内容を記載する。

【概要】
1984年生まれ(の学年)で、お互い大学から仲良くしており、就職活動時代に非常に刺激し合い、入社年度こそ違ったもののそれ以降も業界を超えて仲良くしている友人達がいる。
その友達同士6人(全員男で少々むさ苦しい)での忘年会を行った。
昼から集まれる者から集まり、19時頃に全員集合。
そこから鍋を開始し、24時頃まで熱く語り合った、そんな会を実施した。

【主要Take Away】

1, Same personal growth models despite of different businesses
参加者はプライベートエクイティで働く僕に加え、メーカー、商社、コンサル、テレビ局と非常に幅広である。
しかし、皆が3~4年目を終える時期に差し掛かり、求められることが変化しつつあるという状況において非常に共通していた様に思う。
初期の言われた通りしっかりこなすフェーズを抜け、目指すべき地点に到達するために何が必要かを正確に捉え、それを得ようとしている。
問題意識として特に共通していたのは、仕事をこなす側からゆっくりではあるが仕事を振る側に回ってきている中で、うまく振れずに自分でこなしてしまう、いわゆる「スーパーアソシエイト」「プレイングマネジャー」にはなってはいけないという点。

自分自身は現在のところ下のポジションが入ってくる見込みがそれ程高くなく、ともすればこの視点は欠けてしまうため、非常に参考すべき。
自分自身に下がいたら引き受ける仕事をどう振るかを想像してみること、逆に自分が上に仕事を振ることなど、色々出来ることはあると思う。


2, Back to basic
3~4年経つと、皆どこか慣れを感じるし、褒められたりする中で少々のぼせあがる部分はある。
今年反省したことを話した中で、皆がそういった部分を再度引き締める必要性を挙げた。
このメンバーは非常に優秀な方々だと思っているのだが、その方々が皆改めて基礎を大事にしようとしていることに、自分も襟を正す必要性を感じた次第。

昔はちゃんとしていたのに今はサボっていることはないか改めて確認するべき。
礼儀、挨拶、服装等、それこそ幼稚園レベルから習っていることを、この際徹底する。
特に自分の現在の問題意識でいくと、朝ちゃんとした時間に起きて自転車で通勤すること。
そうすることにより、自分自身の正しいルーティンワーク(イチローのカレーみたいなもの)を再構築する必要性あり。


3, Sports management process as a business person
Y君から聞いたスポーツマネジメントがビジネスに活かせるという話は目から鱗だった。
この概念において重要なのは、インプットが大事なことと、体調調整の大事さ。
【前者詳細】100mを10秒とかで走りきってしまう短距離ランナーが長時間練習を重ねる様に、スポーツ選手はアウトプットよりインプットが長い。同様にビジネスパーソンとしてアウトプットの質を高めるためにはインプットをすべき。
【後者詳細】スポーツでは試合当日に体調が悪いと絶対勝てない。同様にビジネスにおいても一週間で一番大事な数時間はどこかを特定し、それに向け体調を調整する必要がある。

自分自身、プライベートエクイティというビジネスの特性(ビジネスフィールドが非常に多岐に渡ること、ルーティンワークの少なさ)故に、今は仕事自体がどちらかと言えばインプットプロセスに近い。
ただし、早かれ遠かれ仕事におけるアウトプットプロセスの比重が高まる日が来るので、それに向けインプット量を増やす必要性がある。
特にその日まで、「自分自身にはあまりインプットは今重要でない」とまで思っていた部分があったので、非常に身につまされる思いだった。
また、得てして週におけるハイライトを考えず月曜から徹夜とかしがちな人間なので、体調管理の重要性は改めて聞いて耳が痛い思いだった。


他にも嫌というほど熱く語り合ったので、書きたいことを挙げればキリがないのだが、主要なものではこんなところか。
これらは同世代のビジネスパーソン全員に伝えたいことである。
その6人の輪ということで言えば、今までお互いの自慢をし合ってプレッシャーをかけ合う関係だったのが、この日を境にお互いの問題意識を持ち寄り成長を加速させあう関係に転換したと思う。
今後とも、全員で加速的に成長していきたいものである。

Thursday, September 16, 2010

【雑感】 26歳の誓い

9日に26歳になった。

20歳以降、誕生日には余りいい思い出がない。
大学時代は決まって試験中だったし、それ以降も会社が潰れそうだったり、彼女の悩み相談を2時間受けたりとか、そんなのばかりだった。
そして、今年も余り良い誕生日ではなかった。
今年の誕生日を表現するのであれば「仕事」に尽きる。
前日徹夜の当日朝2時まで。
非常に色気の無い誕生日だった。

さて、自分の不幸自慢はこの程度にして、誕生日と年始にお決まりの目標タイム。
今年の年始にとりあえず立てた目標を再度リバイズしてみる。

1, アソシエイトとして自分の仮説をチームの仮説にすることにつき、デリバリー過程のノウハウを構築する。

これについては、厳しく評価すると未だにあまり達成出来ていない。
自分の仮説を立てる機会は増えてきているのだが、チームの仮説に昇華させるプロセスにつき、いまいち自分なりのやり方みたいなものを構築できていない。
物凄く乱暴に言うと、自分自身凄く優秀なFollowerである自信はあるものの、優秀なLeaderになろうという意識が弱すぎるのではないかと思う。
この6月のレビューでPartnerに「かわいいだけでは6ヶ月で飽きられる」と言われたが、本当にその通りであり、今一度自分自身が強い自我と自覚を持ち、反発を受けてでもLeaderたとうとする気概を見せねばならないのだろうと思う。

【再設定目標】
・Be a Leader


2、新規案件に取り組む (少なくとも2件)

この目標は自分自身非常に大事にしてきたし、今も新規に取り組みたいことに全く変わりはない。
ただし、今取り組んでいる案件で自分が特定分野のLeaderになり、何か大きなことを達成していない内に安易に新規に逃げる意識だけが先行しているのではないかと自問した場合、満足な回答を出来ない自分がいるのも事実である。
今年度はこの目標は放棄する。
新規に取り組む前に、今一度真剣に取り組むべき自分の案件があることの幸せを噛み締めながら、自分だから出せるValueをフルに出すことにフォーカスしたい。

【再設定目標】
・目標の1に統合


3、(合コン以外の)飲みを行う + 現在のネットワークの拡張基盤構築

飲みについてはこの9ヶ月は満足いく結果を出せたと思う。
いろんな人と、真面目なものからカジュアルなものまで、数々の飲み会をした。
将来的な自分の血肉になってくれることだろうと思う。
ただし、敢えて不満点を挙げると、メンバーに若干の偏りがあったことか。
会社の上司やラック関係が殆どであり、そこから派生的に繋がった人もいたものの、広がりという意味では限定的だった気がする。
今後は例えば昔の友達に改めて声をかけてみる、パーティに出てみるなど、広がりを重視するアクションを加えていきたい。

【再設定目標】
交友ネットワークの拡大(会社・ラック以外の友人・知人の形成)


4、彼女を作る+家族を大事にする

彼女は出来ていない。
早く作らねばならないのだが、これについては非常に思うところがあり、ここでは書ききれないので、後日談。
家族は大事に出来たと思う。

【再設定目標】
目標継続


5、ゴルフで100切り

つい最近に達成した。
本当に気持ちが良かった。
いったん自分の中でベストを伸ばすことに費やしてきたフェーズは終えていいのだと思う。
今後はフォームなどの基礎の部分を向上させ、安定的に良いスコアを出すための地力を鍛えたい。

【再設定目標】
フォーム改善、基礎力向上


以下は追加の目標

6、食事制限とランニングと筋トレによる健康的な体質形成

誘惑に流されやすかった自分だったが、最近食事等の全ての活動を記録することにより誘惑に負けない様になってきた。
これを一年間継続し、特に身体について健康的な体質を形成したい。

【雑感】 日本の税率は「大した悪党」レベル

【カイジ】

最近、「限定ジャンケン」や「鉄骨渡り」などのハラハラするギャンブルで有名な『カイジ』を読んでいる。
漫画好きを名乗る割に恥ずかしいのだが、こんなに有名な漫画であるにも関わらず、読むのは初めてのことである。
まあ名作と名高いだけのことはあり、非常に素晴らしい作品であり面白い。
カイジが受ける数々の不条理なゲームが世の中の不条理をそのまま反映していること、そんな世界の中でも自分で勝利のためのきっかけを作れる者のみが勝てること、金は命よりも重いこと、など大切なことを色々と読者に伝えてくれる。

ただし、上記のようなGeneralなカイジ解説は巷にも沢山溢れているので、それは他のサイトに譲って、今日はその作品の一場面を取り上げて、その暴利がいかに世の中一般的に行われていることかを解明したい。


【地下チンチロ】

今回僕が取り上げるのは、「地下チンチロ」からの一場面。
この場面というのは、多額の借金を抱えたカイジが遂にシャバの世界から地下強制労働施設に送られ、月90,000ペリカ(9,000円相当)の安月給で働かされるところ。

カイジはシャバの世界に戻る足がかりを得るため、一日外出券を得ようと金を貯める努力をするが、所属するE班の班長・大槻の巧みな篭絡(ビールと焼き鳥という食欲戦術)により金を使い果たす。
大槻はさらにカイジに給料を前貸しし、自身の主催する「地下チンチロ」に誘い込む。
この時、翌月の給料の前貸しということで、普段は月90,000ペリカの給料が、60,000ペリカにまで差っ引かれる。

結論からすると、この 食欲戦術 → 金に困る → 前貸し → 博打への誘導 は、大槻の常套戦術であり、ハメ技である。
大槻はその地下チンチロにおいて、非常に巧妙なイカサマを使うので、基本的には労働者は上記のBad Spiralに嵌った先の博打において大槻に敗北を喫する。
そこでその虎の子の前借り、60,000ペリカを使い果たしたものに対しては翌々月の給与を前貸しするのであるが、、、


と、何と90,000ペリカの半分の45,000ペリカをピンハネされてしまう。
それに対するカイジの反応はこちら。
当然の反応を示す。
この場面でカイジは初めて大槻による蟻地獄の様な絡め取り戦術に気づくという訳である。
この日のチンチロでは結局ボロ負けするカイジがその後頭を使い、根性を見せ、スカッとする程に大槻に大勝ち・リベンジする様は、当作品における一つのハイライトであり、非常に示唆に富むものがある。


【日本の税率】

この作品を読むほぼ全員が、大槻の暴利っぷりに程度の問題はあれど憤りの感情を覚えるはずである。
何せ、自分でそういう状況を作るように誘導しておきながら、給与の半分をピンハネするのである。
更にむかつくのは、カイジ以外の労働者のほとんどがその搾取構造に気付いていないか、もしくはその構造に諦めの感情を抱いているということである。

よく考えてみれば、日本人のおかれている状況は、上記の大槻構造にそっくりではないか。
何たって、日本の今の所得税は最高40%であり、地方税と合わせると10%である。
このカイジにおけるシステムと全く同じく給与の半分も税金として吸い上げられるのである。

カイジはこの構造を他の嵌められた労働者(45組、このシステムに気付いていないか、気付いていても諦めている人達)に説明する際に、
「そして・・・言っちゃなんだが・・・この滅茶苦茶な状況・・・システムがここでは合法・・・なんの問題もないんだ・・・・!結局この合法のなか班長たちは永遠に潤い続け・・・オレたちは・・・ただそれを支える役・・・!どうよ・・・?!満足か・・・?」
と説いている。
我々が置かれている立場はそれほどのものなのだという実感を皆さんは持っているのであろうか。

僕自身も社会人なり立ての頃に、今は無き某L証券にて年収一定以上で給与の半分が取られてしまうシステムを知り、物凄いやるせない気分になったのだが、その実感が最近は消えていた。


【そして】

確かに大槻構造と今の日本は状況が一部類似しているが、相違点もある。
それは「我々はカイジ達とは違い気に入らなければ場所を変えられる」ということ。
シンガポールや香港に行けばこんなアホらしい税金を取られることもなくなるのだと思うと、そのオプションがいかに魅力的か考えてしまう。
(それを自分自身が実行に移していないのは、今自分自身がまだ50%取られるほどの給与に至っていないからであり、実行するインセンティブが少々限定的であることが大きい。)

(自分を高所得者と言ってしまうのは変な話だが、)我々のようなある程度貰っている人たちが本当に国外逃亡をしていく世の中が現実になってくれば、日本にとっては貴重な税源の流出であり、痛手であることは間違いない。
そして最近はその流れが一部現実になってきているのも事実だと思う。(身の回りにも数人いる。)
これが大きな潮流になってくれば、さすがに日本も対応せざるを得なくなるのではないか。

いまや世界のどこにいてもある程度同じ環境下でビジネスが出来る世の中において、「愛国心」というものだけで高い税率を押し付けつつ、高額納税者を日本に居住させ続けられると本気で思っているのだとすれば、それこそ思い上がりもいいところだ。
日本にいることのメリット(「愛国心が満たされる」みたいな精神的インセンティブ+経済的インセンティブ)を日本は改めて国民に示さねばいけないフェーズに来ていると思う。

日本の早期における決意の一手を強く期待する次第である。

Wednesday, May 12, 2010

【雑感】 結局世の中は万のことモデル

読者モデルなどのモデルではない。
Financial Modelingである。

本日の朝、タクシーで出勤したのだが、その際に前を幸福実現党のキャンペーンカーが走っていた。
その車の運転マナーがなっていなかったのはこの際置いておいて、気になったのはその宣伝内容だ。
彼らの宣伝内容は以下。
「今民主党は税率を上げようとしている。だが、我々はそれは意味の無い打ち手ではないかと考えている。税率を上げることで結局消費は低迷し、税収は寧ろ減ると考える。我々は寧ろ減税し、その分消費を促進し、税金不足分は今税金の無駄遣いがされている分を流用し、埋めるのだ。」というもの。

おかしいと思わないか。
というのも、そもそもこれは数字の議論が全く無く、非常に民衆にキャッチーな言葉を並べているだけである。
幾ら税金が不足しており、それを今の税金で無駄遣いしているものの何で、それぞれ幾ら埋めようとしているのか、是非教えて欲しい。
今の日本を企業体に例えると、きっとBSサイドはボロボロであり、きっと200~300兆程度債務超過状態だと思われる。
絶対に税金の無駄遣いの抑制だけで埋められるような規模ではないはずだ。

PE業界に入ってみて本当に思うことだが、結局世の中全てFinancial Modelingなのだ。
間違いなく、PE業界のコアコンピテンスはFinancial Modelingだ。
日本全体についてもBS(今どれだけの借金を背負っていて、どんな資産を持っているのか)、PL(税収はどの程度あり、支出はどの程度あるのか)、キャッシュフローはどうなっているのかを連結させ、その一つ一つを要素分解してそのインパクトを一元管理するべきだろう。
そうすると、消費税の議論ですら余り大きな議論ではないことが分かる。
というのも仮に300兆円BSに穴が開いているとすれば、消費税収は年間10兆円程度であるので、インパクトは軽微とは言わないまでも、決定的ではない。
(ただし、国民の反応は決定的なものになってしまうだろう。)

Fiancial Modelを走らせることのメリットは大きい。
要素要素が全体にどう働くかを一元化して捕らえることが出来るので、部分の議論で混乱を来たすことが少なくなる。
その点、日本の今までの政治を見ていると、ちゃんとしたFinancial Modelが作られているとは全く思えない。

Financdial Modelを正しく理解している人達で政治を行えば結構多くが変わるのではないかと思う。
それを難しくしているのは以下の数点ではないか。
 ・この概念や理念を理解できるのは国民の中でそもそも相当程度少なく、国民に受け入れられない
 ・役所の方や政治家もそもそも必要性を理解しているとは思えないため、政治家陣営にすら受け入れられるか不明
 ・Fiancial Modelを習得している人というのはそもそも高給取りが多いため、それを投げ出してでも政治の世界に入りたいというインセンティブが働きにくい
国民に受け入れられないという点はコミュニケーションイシューなので、政治家陣営で解消できる話であるし、役所や政治家も本当に日本の状況がもっとやばくなってきたらそんなことは言えなくなってくるだろう。
やはり最大の問題は最後の点ではないか。
ナショナリティ掲揚のための教育改革や人材の抜本的な流動化などがやはり必要な時期に来ているのだろうか。

Thursday, May 6, 2010

【雑感】 性欲抑圧についての考察

ちょっとラジカルな話に触れます。
最近、性関連の規制が非常に目立つ気がする。
非実在青少年の問題はもう聞き飽きた程だし、痴漢についての規制強化や、風俗取締強化などはここ数年明らかな潮流だ。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100318_355520.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100506-OYT1T00108.htm?from=main5

僕自身はこの潮流について、懐疑的だ。
なぜならあまりにも性欲というものは人間に生まれつき備り過ぎているものであり、この分野においての過度の規制がうまく機能するとは思えないからだ。
つまるところ、市場原理的に言うと、需要である「男性の数×平均的な性欲」の総量は変化しない訳であり、それに対する供給の面について、当局は規制のみで何も新たな道筋を示していないからだ。
勿論痴漢が悪いことは疑いの余地も無いし、風俗産業を野放しにして良いとは思わない。
ただし、一概に規制すれば良いものだとも思えない。

痴漢については少々思いがあるのでここで意見を述べる。
電車に僕は殆ど乗らない人間なので、詳しいことは分からないのだが、痴漢する人の何%が「今日痴漢してやる」と明確な意図を持って電車に乗ってみたのか、少々興味がある。
僕は、この割合は結構低いのではないかと思う。
人間と人間の接触があれば、イベント/ハプニングが生まれることはある種自然であり、良いものも悪いものも含有してしまっているのだと思う。
良い方に振れればお互い一目ぼれ→付き合うみたいな漫画みたいな展開かもしれない。(確率は相当低いだろうが。)
その悪い方としての側面が痴漢なのであろう。
美女を見ると何かがこみ上げてきて我慢できない人について、全く理解出来ないわけではない。
(ただし、それを押さえ込むことが出来ない倫理観/理性の弱さは全く理解が出来ないが。)
なので、そういった悪い面を排除しようとすれば、女性専用車両などと甘いことを言わず、女性用車両と男性用車両に完全に分けるしか打ち手はないのではなかろうか。


要するにお上や当局は男女間の健全な形での性行為へと国民を誘導したいと考えているのだろう。
まあ、その方が現在の日本が抱える大きな問題の一つである少子化問題の解決にも繋がり得る。
ただ、これは「私という彼女(妻)がありながら、AVなんか見て自家発電するなんて許せない!」と怒る女性の考えることと相当似ている気がする。
つまり「他の女性との接触を絶ち、自家発電を絶てば、必然的に私のことろへ来るでしょう」という考え。
完全に筋の悪い考えだと思うのは僕だけではないはずだ。

やはり、北風と太陽ではないが、そうやって他のオプションを絶って無理やり理想の選択肢へと誘導するやり方はワークしない様に思える。
強風という強引な手段で服を脱がそうとしても、寧ろ頑として服を脱がないという悪循環に陥る。
今回で言うと、AV・2次元に続く、また新たな日本独自の性文化が形成されるのではないかと思えてならない。

本当に必要なのは太陽がやった様に、服を脱いでよいのだという環境を整えてやることだろう。
それは過度な性関連の規制ではなく、性教育のあり方の根本的な改革ではないだろうか。

Friday, April 23, 2010

【雑感】 女子は生まれながら怖い

女性は怖いという話。

僕の上司Aさんは娘が産まれて2年経つとのことだが、早速お母さんの前で見せる姿とお父さんの前で見せる姿が全然違うとのことだ。
お母さんの前ではキャピキャピするものの、お父さんが空間に加わった瞬間におしとやかに変身するらしい。
そして、お父さんがちょっと「コラッ」と怒ると、すぐに目に涙を溜めるものの、お父さんがいなくなるとすぐにケロリとするらしい。
明らかにウソ泣きとのことだ。
その姿を見て、Aさんは「2歳にしてオンナだなあ」と強く感じたらしい。
ちなみにAさんのご近所コミュニティにおける同世代の女の子は多かれ少なかれ大体そうらしい。


そして、昨日見たニュースはもっと衝撃的だった。
女子はかわいい同性が嫌い?=小学生の本音を調査−電通
電通が21日発表した小学校1~6年生を対象としたインターネット調査の結果によると、「好きな女の子はどんな子?」という質問に、「顔がかわいい子」と答えた女子はわずか3.0%にとどまった。
ねたみなどが背景にあるとみられ、電通の担当者は「子どもの社会も大人と同じのようだ」と苦笑している。
これを聞いて思い出されるのは、いわゆる幹事マックスの法則だろう。
言わずと知れた、合コンで幹事より可愛い女性は絶対に呼ばれないというパターンだ。
これを防ぐには、女性側に幹事を立てず全員自分の知っている人ベースで呼ぶという手段があるのだが、これを可能にするには、「女性同士が知り合い同士でなくてもその場を楽しくするだけの自分の腕」と、何より「巨大な女性コネクション」が必要となる。
そのコストを払うのを惜しみ、女性幹事を立てるという楽をするとやはりセット販売で幹事マックスの法則は付いてくるのだろう。
もう一つの回避手段としては、「自分がブスではないが、そこまで可愛くないということを認識しており、それ故に可愛い子を友達にいっぱい持っている」という、自分のポジションを知っている女の子を幹事に立てるというパターンがある。
そういう自分の周りの子をうまく使って桧舞台に立とうとする子はたまにいるのだが、世の男達はそういう子が一番幹事として素敵だと知りながらも、どうしても可愛い知り合いを幹事に立ててしまうので、いつも法則が立証されて終了するコンパになってしまう。

だいぶ話が逸れた。

そんな幹事マックスの法則について、僕はてっきり『大学時代とかに、「女子大生」という名を武器にチヤホヤされる味を覚えてしまうことの弊害で身につける』ものだと思っていたが、そうではなかったらしい。
どうやらX染色体にそもそも含まれているのだろう。

僕は共学出身でもないし女兄弟もいないので、女子と触れ合う機会がそもそも大学まで非常に少なかった。
その様な育ってきた環境が、僕の女性に対する恐怖心を醸成しているのだとずっと思っていた。
違った。
女性は生まれながらに怖いのだ

p.s.
ちなみに男子も女子も好きな女子のタイプとしては「優しい子」と回答したらしい。
しかし、男子の本当の好みは「顔がかわいい子」だから気をつけた方がいいのは間違いないだろう。

Thursday, January 7, 2010

【雑感】 あけましておめでとうございます

元旦から雪が積もり、非常に寒い年明けですが、寒い日や雪が好きな僕にとっては縁起の良い年明けだと信じたいものです。

仲の良い方々のブログを見ていると、新年の誓いなどを立てている模様。
ただし、自分自身は9月の誕生日に誓いを立ててしまっているので、ちょっとやりづらい。
仕方無いのでビジネスプランのリフォアキャストならぬ、一年の誓いのリフォアキャストということで対応したい。




1, 昇進 (アソシエイトへ)
2ヶ月で達成してしまった。
ここから得られる示唆としては、目標を低く置いてしまっている可能性、もしくは自分自身の評価をコンサバ目に置いてしまっている可能性だ。
おそらく前者だろう。

ただ、9月時点での考えを一部評価するとすれば、やはり負うべき責任が大きくなれば成長が加速されるという点は合っていたということか。
自分自身が仮説をチームから強く求められるし、それが深く検証されずにそのままチームの仮説になったりもする。
それは凄く刺激的だが怖いことであり、自分の中で絶対信じられるもの以外は出せない。
今、仕事を行いながら考えていることは、「自分のPreliminaryな仮説に対する強烈な自己批判」であり、それを考えた時に、一つのステップを自分自身は登ったのだと思う。

次のステップは、それをチームの仮説にする上でのコミュニケーションをどうするかという点だと思っている。
自分自身がいかに精巧な仮説を組み立てても、チームへの伝達の順番や方法を間違えると、チームの仮説にならないという点に気づいてきた。
これを登れば、物凄い面白い世界が更に広がってくるのではなかろうか。

【再設定目標】
・アソシエイトとして自分の仮説をチームの仮説にすることにつき、デリバリー過程のノウハウを構築する。


2、新規案件に取り組む (少なくとも2件)
1月現在、その気配は無い。
それどころか、既存案件へのコミット度合いが増えたとも言えよう。
これはもうPの方々に強烈にメッセージを発する必要があるのだろう。
あとは、ラックの方々を中心とした自分自身のネットワークを大事にするということだろう。
まあ、目標自体は変更無しで。


3、(合コン以外の)飲みを行う (少なくとも月2件、平日重視)
徐々に増えてきたと思う。
一つ9月時点の考えで間違っていたと思うのは、モンキーという店の評価だと思う。
ここでは合コンが夜な夜な行われるのだが、そこにあるのは合コンというより接待であり、アツく語る場でもある。
この店を有効活用することで、別に合コンを遠ざけなくても上記目標の達成に部分的に近づくということに最近気づいた。
特にラックの人達との会話は刺激になる。
何せ、社会人としての成長スピードが超速い人達なので、負けまいという点でも刺激になるし、他業界の方の意見や感想を聞くことで得られるインサイトも非常に興味深い。
大事にしたい。

ただし、9月時点では会社を含めた既存ネットワークの深度を深める意識で目標を立てたが、ここに来て再度ネットワーク基盤自体を広げる必要性を感じてきている。
正直そのための最良の手立てが何なのか、現状ではNo Idea。
飲み会に参加などは、現状の忙しすぎる毎日では不可能だろう。
ラック以外の手立てを9月までに築けていれば合格としよう。

【再設定目標】
前回同様の目標+現在のネットワークの拡張基盤構築


4、家族、彼女を大事にする
彼女については、正直失敗しました。
でも、かと言ってどうすれば良かったのかは未だに分かりません。
暫く考えて、成長の機会にしたいと思います。
洋平については、仲良くやっていきたいです。

【再設定目標】
彼女を作る+家族を大事にする


5、ゴルフで110切り
これについても、年明けに115を達成したことで、現実味が相当出てきた。
100切りに挑戦してもいいのでしょう。

【再設定目標】
100切り