Tuesday, June 14, 2011

【雑感】 語学勝負


連続でサッカー日本代表選手ネタになるのだが、悪しからず。
ドヤ顔で有名な川島選手が非常に良い事を言っていたので、紹介したいと思った次第。
http://www.soccer-king.jp/daihyo/article/id=10984


2010-11シーズン、ベルギーのリールセでプレーして日本人のクオリティーの高さを改めて感じたという川島は、「近年、世界に進出する日本人アス リートが成功している一方で、挫折を経験して帰国を余儀なくされている選手が多いことも事実。監督やチームメートが言っていることを理解できず、コミュニ ケーションをうまくとれずに挫折を味わった選手もたくさんいます。もっと語学の重要性を知ってもらうために、プロジェクトに協力することを決めました」と コメント。
「GKは他のポジションと違って信頼を得るのに時間がかかるポジションなので、自分がコミュニケーションをとることで選手や監督、ファンの信頼を得ていくことができた」
そう語る川島は、海外挑戦1年目で成功を収めることができた一因として語学の重要性を挙げている。
18歳の時にイタリアへ留学経験のある川島は、イタリア人記者から質問を受けると、流暢なイタリア語で返答する場面も。
「プレーで世界に進出していくことはもちろん、言葉の壁も乗り越えてグローバルな選手を目指していきましょう」と、海外挑戦を目指すアスリートに向けて応援メッセージを送っている。


発言内容要旨は以下の様に纏められるだろう。
・日本人のプレーレベル・クオリティは非常に高いこと
・しかし、コミュニケーションに問題があり、通用せずに挫折を味わった人も多いこと
・自分自身は(ベルギーにて)率先してコミュニケーションを取り、選手/監督/ファンから信頼を勝ち取ったこと
・語学が自身の成功の重要な一因であること
川島選手は十分にサッカーの能力の高い選手であるが、海外挑戦をする前から英語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語を話せる状態を作っていたとのこと。

前も述べたが、今やビジネス界も能力主義、成果主義の広まりにより個人勝負の世界となっている。
そんな中で、川島の発言はそのままビジネスパーソンにも適用されるべきであると思う。
今や日本は成長が止まって、むしろ縮小していく社会であり、国外に出る必要性が飛躍的に高まっている中、外に出られない人間になるのは、リスク以外の何でもないと思う。

我々として、来たるべき時代に備え、今から海外進出に備えておかねばならないと改めて確認。
何より日本人のクオリティは非常に高いのだから、その壁さえ乗り越えられれば成長は作れるはずなのである。

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