Thursday, January 27, 2011

【雑感】 2010年、やはりLady Gagaは凄かった


本日はユルい話。
昨年度のLady Gagaのスタイルについて纏めたサイトが余りに秀逸だったので紹介したい。
基本的にはイマジネーションに溢れており、インスピレーションが刺激されるファッションを提供してくれるLady Gagaだが、どうしても突っ込みたくなるものが幾つかあった。

これは有名な肉ドレス。
着ていて気持ち悪くならなかったのか気になる。
とは言え、こんなのは序の口。

  
明らかに他のものと比較して手を抜きすぎ。
更になぜガチョーンなのか凄い気になる。

これも手を抜きすぎにしか見えない。
マタニティファッションに見える。

言い方悪いんだけれども、、、、凄い不細工(超ストレート)。
映画に出てくる、アメリカの片田舎のバーのママみたい。

確かに昨年海老は一世を風靡したが、それはやりすぎ。
さすがにネタとしか評価出来ない。

表情のことはもう言うまい。
ただし、これはウルトラマンに出てくるジャミラかと思った。
 (これがジャミラ、FYI)

  う~ん、これをおしゃれと評価する度量は僕には少なくともない。
風来のシレンかと思った。
(これが風来のシレン、FYI)
 
う~ん、ガキ使に出てくるジミー大西かと思った。

Tuesday, January 25, 2011

【政治経済】 施政方針演説・財政演説がひどい


昨日午後、菅総理の施政方針演説および野田財務相の財政演説があったが、それらが期待外れだったことについて言及したい。
あまりまとまっていないのだが、ポイント形式で挙げたい。


①安易な増税論に流れている
野田大臣は財政演説で「国債発行に過度に依存した財政運営はもはや困難」と言っているが、それは誰の目にも明らかで、そのために「プライマリバランスを20年度までに黒字化する」と言っているのも当たり前のことである。
ただ、だからと言ってあまりにも増税論を前へ押し出すのは違うと思う。
網羅的に考えると、プライマリバランスを良化させるには、収入を増やすこととコスト(歳出)を減らす2つのアプローチがあり、収入を増やすこと自体も、増税することと、成長により増収することに分けられるはずである。
それらを全部ちゃんと検討しているようには全く見えないまま、増税のごり押しをするのにはネガティブにならざるを得ない。
本来であれば、歳出削減と成長による増収を徹底的に考え、不足分について増税というオプションになるべきである。
特に増税により成長が押し下げられる可能性があることも注意が必要である。

②成長に対する意欲の非提示
施政方針演説内にて、「開国を成長と雇用につなげる新成長戦略の実践」という言葉が挙げられ、一応成長に対する言及がなされた。
しかし、そんなものただただ「日本の成長は外需に依存します」と宣言している様なもので、何て弱いのだろうという印象。
開国した上で、どうやったら日本の産業が外国勢と戦ってゆけるのか、クリアなビューを提示すべき。

③そもそも成長を信じていると思えない
①でも述べたが、成長により法人税・所得税は増えるはずであるが、それについては全く触れていない。
それを織り込み、歳出カットをした上でどれくらいまだプライマリバランスが赤なのかという分析をちゃんとやり、国民に提示するべきである。
そうでないと増税を持ち出されても納得感は持てない。
それなのに、成長による収入増効果について全く触れない、織り込んでいないのは、発表側が成長を信じていないからに他ならないと思う。

④全世代対応型保障が意味不明
施政方針演説内にて「高齢者をしっかり守りながら若者世代への支援も強化する全世代対応型保障」がうたわれた。
これは何を伝えたいのか全く分からないただの美辞麗句であり、相当浮いている。
歳出面で相当の割合を占める社会保障について、あり方が抜本的に問われている現状、そんな言葉が出てくる意味が不明。
今の人口ピラミッドで今の給付方法を持続すれば、世代間給付の仕組みは維持不能なのは明白である。
その中で、給付方法を変えるのか、世代間における仕組みを変えるのかは絶対言及すべきポイントであるのに、なぜそんな総花的な言葉で終わらせようとするのか。。


う~ん、本当にこれでいいのか、日本の政治!!

Monday, January 24, 2011

【雑感】 ソーシャルネットワークを見て(ネタばれ有)


映画のソーシャルネットワークを見て感じたことが大きかったため、記載しておきたい。


【単純な映画感想として】

非常に面白かった映画だった。
・フェイスブック創成期の熱狂と葛藤が、圧倒的なスピードで描かれる。アメリカン・ドリームとその虚栄、訴訟社会、若者たちの稚拙と青春のほろ苦さが2時間に巧く凝縮されている。
・最初の1コマから頭はいいものの、その頭の良さに振り回され、世間知らずで誤解を生んでしまうというキャラをうまく描いていることに感心した。自分自身の母校である東大にもこんな人いたなあと微笑ましく思った。
・どんどんこじれてゆく登場人物間の人間関係がミソである映画において、緊張感を漂わせる描写が秀逸。観た後に、これほどまでに人と映画について(どこですれ違いが起きたか、どうやって防げたか、観て何を思ったか等)を議論したくなる映画は初めてだった。
・少々残念だったのは、(Facebook自体がいまだ急成長中の企業のためか)落とし所に悩んだなという印象が残ったこと。


【個人的に思ったこと】

①ベンチャースタートアップ時における示唆に富んでいる
映画における一つのメインテーマが主人公のザッカーバーグとサヴェリンのどんどん開いてゆく溝。
観ている側に非常にもやもやした感情を抱かせるこの展開ではあるが、本当はこの悲劇は避けるべきであろう。
「ビジョンは何なのか」、「何を大事にしてビジネスをやっていくのか」、「何はやってはいけないのか」等をとことんすり合わせ、決めた後は徹底遵守するべきである。
青臭い意見にも思えるが、やはり僕はこれこそが誰かと組んでビジネスを始める以上一番大事なことだと思う。
もしこれが出来ない相手、もしくは信用しきれない相手であれば、それは本当は組むべきパートナーでない。

まあ、これがうまく出来なかった主人公のオタクさ、稚拙さ、ある意味での純粋さが売りでもある映画なのは事実であるのだが。。

②スペシャリティがものを言う時代である
ザッカーバーグは当初Facebookのアイデアを自分で考えていた訳ではない。
ハーヴァード・コネクションを立ち上げようとしたウィンクルヴォス兄弟から相談され、それに乗る形で作成を始めるのである。
それに対し、ウィンクルヴォス兄弟がザッカーバーグを訴えるのだが、その訴訟の場面においてザッカーバーグは、「やつらが僕を訴えるのは生まれて初めて自分が手に入らないものがあったから」「くやしかったら自分でフェイスブックを作ってみろ」と言った言葉は相当程度に真実である。
やはり作成できる能力を持っている者こそが最終的に勝つのである。
もしそれが無く、ウィンクルヴォス兄弟の様にアイデアしか出せないのであれば、契約等で縛らなければならないのは仕方の無いことだろう。

これは親友のサヴェリンも同様であり、最初は資金提供をしたりして一定程度価値を出せたが、最終的には代替が効く様になり、放り出されてしまった。
自分にしか出来ないことを追求し、それを出せる体制をちゃんと構築するということはビジネスの肝であるとも再認識させられた。

③起業するならやはり米国(特にITアプリケーションにおいて)
単なる学内ネットワークサイトとして始まったFacebookがあっという間に世界に拡大し、企業価値・株価も右肩上がりに大きくなるという現代版アメリカンドリームを描いた当該映画。
観ていて、なぜこういう会社が日本からは出ないのか非常に残念に思った。

僕の原因仮説は以下。
i)日本発ITベンチャーは言語的な環境故にパイが取れない
Facebookを例に出すまでもなく、ITアプリケーションはユーザー数が命。
日本語を母国語にすると、そもそもパイの総量自体が数千万人レベルとなってしまうことの限界が大きい。
ii)日本において高いValuationがITベンチャーに付かない
日本にはベンチャー精神溢れるVCが存在せず、殆どがいわゆる大企業論理で動くVCである。
そのため、米国みたいに本当に右肩上がりで成長するベンチャーに超高値が付くということが殆ど無いように思う。
それ故に成長資金を得にくく、右肩上がりの成長も描きにくいのでは。
iii)高い価格を付けて優良ベンチャーを買収しようとする事業会社の不在
同様に事業会社(ストラテジック)も高いValuationを付けられるほど貪欲な成長モデルを描いているところが少ない。
iv)その他
上記のような環境のため、日本人が起業そのものに向かいにくい。
起業する場合も、米国ではやったものの真似みたいなものが多く、成長余地に欠ける。
など。
(ZARAやIKEAの様なモノを扱うビジネスで日本勢が戦える可能性はあるが、ここではその議論は省く)

そう考えると、日本でITベンチャーを作る意味合いは相当程度に乏しいのではないか。
上記した日本におけるITベンチャーが不利な理由の裏返しになるが、米国であれば世界中にユーザーを拡大できる可能性があるし、それに対してバカ高いValuationが付く可能性もある。
税制の面でも、デラウェア等で設立した方が有利であることも見逃せない。
日本でやる理由があるとすれば、日本市場へのこだわりや、日本への貢献など、心情面で見出すしかないのではなかろうか。

Thursday, January 6, 2011

【挨拶】 新年おめでとうございます 2011

<頑張ろう、2011!!>


遅れたのですが、あけましておめでとうございます。
折角の年始めなので、今年度の目標設定を。
いつも誕生日(9月9日)と年始に目標設定をダブルでしてきたが、何だか面倒なので、今後は年始に一本化する。


【WORK】
①Think More
頭を使わずに仕事をする時間をなくし、人より考えて「解」を出す。
解構築力を徹底的に鍛える。
それはビジネスパーソンとしての最大の武器となるはずである。

②Communication Skill
昨年まで、考えたことが深くてもそれを伝えることに失敗した事例が一定程度あった。
どうやったらこの人に伝わるかもっと考え、簡潔にに伝える。

③Engagement Skill
自分が考えた解に人を巻き込むこと。
考えて自己満足では意味が無い。
自分の望む世界を明確に伝え、その達成のために人を巻き込む。

④Investor or Management
先日アップした記事の内容。
今年中には自分が経営者の方に進むのか投資家として成長するのか明確にすべきである。


【RELATIONSHIP】
⑤Management of My Brother
昨年悔いの残った弟の管理(この言い方嫌いだが)を今年はしっかりしたい。
正直末っ子気質満点で、甘い弟は自分の言う通りに全くならない。
だからこそ、飴だけでも鞭だけでもなく、理論だけでもなく感情だけでもなく、頻繁に会話を持ってうまくManageしたい。
それが絶対自分の成長に大いに資するはず。

⑥Try Not To Be Too Kind
人に優しくし過ぎることで自分も他人も傷つくみたいなことが昨年多かった。
本気でこの点今年は直すべき。

⑦Frequent Posting on Blog
昨年までは友人を何人増やすみたいな目標を置いていたが、これはワークしないことが分かった。
それよりも会いたいと思ってくれる人を増やすための活動をしている方が余程生産的ではないか。
ブログを書くことで、自分の主張もクリスタライズされるし、書く能力の向上も期待できる。


【HOBBY】
⑧Golf: Keep Average Score under 105
昨年後半は94を叩き出せたものの、120オーバーも多く、非常に安定しないゴルフだった。
やはり、悪くとも110程度で抑える必要がある。
今年は前日徹夜みたいなのはやめて、高い集中力でプレーを継続したい。
練習による技術の向上も積極的に図りたい。

⑨Marathon: Under 3:30
昨年3時間45分だった記録を今年は3時間30分まで落としたい。
20km以上のランを重ね、筋肉の持久力を養成することが必要。

⑩Triathlon: Completion
自転車とランは充分に出来ているはずなので、水泳勝負。
これは本当に大きな壁だが、乗り越えたい。
昨年マラソンを走り終え、自分の人生が変わると実感したあの実感をもう一回得る。

⑪Cooking
今年新規に挑戦したいと思っている趣味。
ABCに通ってみることをまずは思案中。


【OTHER】
⑫Early to Bed and Early to Rise
昨年は本当に生活の乱れが激しかったので、今年は改善する。
どうしても避けられないケースを除き、2時までには寝る。

⑬Keep Self-log
昨年始めた自分自身の仕事・生活習慣・運動・趣味などのログをつけ続ける。
これをつけ始めたことで、昨年自己管理能力が大きく向上した。(早寝早起き以外)
今年もこれを継続する。


「死ぬ気でやれよ、死なないから」
今年もこれをモットーに、頑張り尽くそう。


親友のO君のものと非常に似たものになってしまったのだが、お互い頻繁に会って刺激し合っている関係上、一定程度似通うのは仕方ない。
O君、許して。

Wednesday, January 5, 2011

【雑感】 2010年年の暮れに得たもの

2010年の暮れは、プライベートな時間が多く取れ、その中で色々なものを得た。
それらについて、備忘録的にいくつか纏めておきたい。

【キャリアをエンドポイントから逆算するべき】
自分が何歳までに何をしたいのか決め、そこからの逆算により何歳までに何を得ておくべきかを明確にすべきだ。
例えば、35歳までに起業とかがエンドポイントであれば、自分が仕事で得たいものは変化するはずである。
今の会社にいると、相当幅広い経験が出来るだけに、つい与えてもらう仕事に満足するのだが、エンドポイントをもう少し明確化し、自分が得たいものに合わせて会社に得たい経験を訴えかけていくことも必要であろう。
自分自身一定程度それが出来る年次になってきているはずである。


【経営者か資本家か決めるべき】
上記と相当かぶるのだが、さらに自分スペシフィックな観点で言えば、この論点が重要であると思う。
年末、プライベートエクイティに興味を持つ人に、僕自身が携わっている業務の内容を説明する機会があったのだが、その説明をする中で自分自身気付いたことである。
(特に僕のいるファームはそうなのだが、)プライベートエクイティにいると、経営にも一定程度携わることが出来、株主兼経営者である気分を味わうことが出来る。
ただし、たとえば以下のケースではどうか。
①ある会社が事業の成長のために設備投資をしたがっている場面において、株主としては借入金の利払いに回してもらわねば困る場面。
②ポートフォリオ会社としては、安定とリスクヘッジこそが今後重要と考えているが、株主としては成長してもらわねば満足なExitが出来ない場合。
やはり、本質的には経営者と株主は対立する部分があり得るのではないだろうか。
その中で、自分が将来どちらの立場に立つべきかクリアにして、今の仕事に臨むことで得るものを大きく変えられるという思いが強くなった。


【仕事において、自分自身を奮わせる目標設定が必要】
仕事をやっていれば、どうしても慣れは生じる。
その中で、日々仕事で得られる満足感が落ちるケースというのは勿論あり得る。
そういう状況で、例えば会社を変える等に代表される環境を全く変えるというのは一つのオプションではあるが、それが全てではないであろう。
やはり、目標を一段高く設定し直し、自分自身がその目標の達成のために仕事のやり方を変えてみようと思うことが必要ではないか。
例えば、アナリストというポジションにおける業務・作業内容に慣れと飽きを感じているとすれば、「こんなアナリスト見たことない」と言わさせるという目標を立てれば、仕事のやり方や貰い方が変わってくるみたいなことである。
これは当たり前のことと言えば当たり前なのだが、非常に重要なことであり、常に気をつけておきたいと再認識したので、ここで記そうと思った次第である。


まじめなことで言えばこんなところである。
カジュアルサイドでも色々発見があったのだが、詳しく書くのも若干躊躇われるので、ヘッドラインのみ。
興味を持った人は、次に会った時にでもFace to Faceで聞いてくらはい。

【優しくしないという優しさも必要】
【わがままを通せる強さが必要】
【自分自身には結婚はまだ早い】
【プライベートでも前準備が命】

これらに気付かせてくれた、友人のO君、Y君、Y君の奥様に感謝。


<友人との旅行で行った白川郷の美しすぎる景観>


<実家のマドンナ、ぷーたんの美しすぎる一枚>

【挨拶】 1月になりました


【テーマ】
見ての通り正月。
先月のクリスマス同様、Bloggerには正月用のいい背景素材はなかったので、日の出っぽいやつで代用。

自分自身、大学時代は正月は嫌いだったのだが、最近は凄い好きだ。
①社会人になり休暇に対する気持ちが変化したこと、②家族全員で過ごせる時間のありがたさを実感する様になったこと、③自分自身についてまとまった時間考え、変化させられる時間の貴重さを知ったこと、が上記の変化の理由だと思う。


【近況&今月の過ごし方】
先月は誓った過ごし方のうち、半分くらいは実行しなかった。
実行したのは、弟の借金返済に向けたモニタリングおよび親友Oとのクリスマスシーズンの旅行。
実行しなかったのは、ゴルフレッスンとマラソン練習。
しなかった訳ではないが、自分で想定していたレベルに練習しなかった。
その代わりと言うのも変だが、12月は忘年会などにより、大学時代に刺激しあった仲間と再び会い、刺激を貰える機会が相当に多かった。
それらは別途詳細アップしたいと思う。

今月は①マラソンの練習、②仕事における上半期新目標の詳細設定、③(マラソン/ゴルフ以外に)今年取り組むべき趣味の設定および取組開始、④見ると決めた映像作品の視聴が中心になるだろう。
②や③に関しては、今年の目標設定で別途アップしようと思う。
③に関しては、現在は水泳、料理などが中心線。
④に関しては、映画作品5本(レスラー、ぐるりのこと、トウキョウソナタなど)、涼宮ハルヒシリーズ、コードギアスシリーズ。


【読者へ送る先月の一本、一曲】
・映画
「バーレスク」 (ミュージカル映画好きは絶対音響のいい映画館で見るべし。)
・本
「マラソンの真髄」 (マラソンランナー瀬古利彦さんから、ランナーとして、男としての真髄を学べる。)
・曲
「月光、B'z」 (超名曲。旅行の帰りに東名高速を走っている時、雲一つ無い夜空を見ながらこの曲を聴いた時に鳥肌が立った。)