Wednesday, December 22, 2010

【雑感】 P&G社・中途シンガポール採用

友人から告知依頼があったので、記載。
P&G社が中途でいきなりシンガポールで採用するとのこと。
詳細は以下。
http://pgsaiyo.com/singapore/index.html
非常に良い機会だと思うので、興味のある人は応募してみてはと思う。
(リクルーティングチームを担当している友人もいるので、紹介が必要な場合、僕に連絡くれれば繋ぎます。)



【別の視点から所感】
何だかこういうのを見るにつけ、ビジネスの舞台が日本からアジア全域にシームレスに広がっていること、その中で拠点としての日本の魅力が低下していることを切実に感じる。
今日本でビジネスをしていて閉塞感をこれほどに感じる中、この採用に飛びつく人は少なくないだろう。
そうしてP&G社において、アジアと戦える人材として鍛え上げられた人達が、その後日本に戻ってくるだろうか。

自分自身は投資家と日々接しているが、彼らは日本を他のアジア諸国と比較し、その結果魅力が低いと言い切る。
非常に悔しいし、やるせなさを感じる。

やはり日本を良くしたいね。
今年の初めは「日本という国に拘りはない」と豪語していたが、この一年で愛国心も高まったものだ。
まだ貢献できるほど力がないのも悔しいが、こういう想いをちゃんとアピールし、大きな輪にし、変えていく力にしてゆきたい。

Friday, December 17, 2010

【趣味】 今年度のゴルフ振返り


今年はゴルフを35ラウンドした。
(昨年9月にデビュー、昨年は4ラウンドした。)
それを多いと見るかは勿論個人の判断になるが、まあ少々(?)多かったかなという気がする。。
それが今の金欠状況を招いている一つの原因であることも疑いの余地がないので、会社で宣言した通り暫くゴルフ休業する。

ただ、せっかく35ラウンドもしたので、その感想・得たものについて整理したい。


【今の立ち位置】
まあ、昨年末時点では完全初心者だったので、全般改善したという意味ではその通りである。
ただ、一度もレッスンなるものに行かず、コースラウンドばかり繰り返したというのが今年における自分のゴルフを相当程度規定したのかなと思う。
8月には100を切り、その後も数度100切り出来たものの、やはり自分の型がないので好不調の波が大きかった。
技術論を持ち合わせていないため(正直球筋が変な時とかに、なぜそういう打球になっているかが全く分からないことが多かった)、コースに出た場合気にするものがスコアしかなく、調子が良くない日だとイライラしてしまうことも多々。
そういう中で結果を求め自分のスイングが非常に小さくなっていたことは、先輩に指摘されるまで全く気付かなかった。
ただ、ゴルフは不思議なもので、結果を気にせずリラックスし、大きなスイングを心がけると変なチーピンやシャンクが減った。
結果、気持ちの良いゴルフに戻って今年のゴルフを終えることに成功。


【来年に向けて】
ゴルフの型を作る作業
変な言い方にはなるが、週一回のラウンドで上達する効用曲線はある程度上限に達している気がするし、ギャンブルの様な自分の調子に一喜一憂するゴルフを止め、理論でゴルフを語れる様になりたい。
そのためには、暫く今のゴルフ休業を続け、スクールに通おうと思っている。
ちょうど良く、オフィスの近くに新しく出来たスクールを見つけたので、そこでみっちりやろうと思う。
リラックスの徹底と集中力
上記した様に、リラックスして大きなスイングをすることが好打の一条件だと思うのだが、これがなかなか徹底できない。
これは、自分をリラックスさせるためのルーティン・ノウハウ構築を時間かけて探していこうと思う。
また、集中力も好打の非常に重要な要素だと思うのだが、(一見リラックスと相反する様にも見えるがそうではないと思う。)、実際には何となく打ってしまうことが多い。
やはりこういう打球は自分に何も残さないので、来年はそれは絶対減らさねばならない。
徹夜ゴルフ禁止
ゴルフ前日に飲み・もしくは超残業により、ほぼ徹夜でゴルフに行くことが今年は多かった。
この場合、特にグリーン周りで集中力が持続しないことが多く、非常にスコアを崩す原因となった。
来年はこういう勿体ないことをもうしない、とここに決意表明。


【どうでもいいが今年良かったゴルフ場ベスト5】
5、千葉新日本ゴルフ倶楽部
単純に自分自身が100切りを達成した場所だからという理由のみ。
今年の酷暑で芝が焼けており、それを除けばそれほどいい思い出はない。

4、富津ブリストルヒル Golf & Residence
今年行ったコースの中でダントツ一番お洒落なコースだった。
ゴルフ場内にレジデンスがあるという素敵なコンセプトで、レストランもAWキッチンで美味しかった。
ただ、コースは相当難しく、ただただ惨敗。。
3、鳴沢ゴルフ倶楽部
富士山の麓にある美しい高原ゴルフ場。
カート道がないためアスファルト舗装がないこと、林の間もびっしり芝がうまっており、コース内の景色が圧倒的に素晴らしかった。
このコースの8番ホールは本当に素敵なところで、非常に印象的だった。
2、川奈ホテルゴルフコース 大島コース
何といっても天下の川奈、リゾート感が並じゃなかった。
日本で海岸沿いというロケーションを味わえるゴルフ場はそう多くないだろう。
大島コースだと値段も1万円強とお手ごろでびっくりした。
少々遠めなのが玉に瑕か。。

1、ラオラオベイゴルフリゾート サイパン
ダントツの一位は夏の休暇で行ったサイパンのゴルフ場。
36ホールあり、西は難度が高く面白い山間コース、東は風光明媚な海沿いコース。
その東は本当に本当にきれいだった。
ホテル・コンドミニアムも相当キレイ・お洒落で、何から何まで感動体験だった。

来年もいいゴルフ年になりますように。
最後に現在における自分のスイングも貼り付けておく。
来年はもう少し格好よいスイングになってます様に。


Monday, December 13, 2010

【雑感】 友達と熱く語った会

12月11日、この日は僕にとってとても貴重な日だったので、備忘録というのも兼ねて内容を記載する。

【概要】
1984年生まれ(の学年)で、お互い大学から仲良くしており、就職活動時代に非常に刺激し合い、入社年度こそ違ったもののそれ以降も業界を超えて仲良くしている友人達がいる。
その友達同士6人(全員男で少々むさ苦しい)での忘年会を行った。
昼から集まれる者から集まり、19時頃に全員集合。
そこから鍋を開始し、24時頃まで熱く語り合った、そんな会を実施した。

【主要Take Away】

1, Same personal growth models despite of different businesses
参加者はプライベートエクイティで働く僕に加え、メーカー、商社、コンサル、テレビ局と非常に幅広である。
しかし、皆が3~4年目を終える時期に差し掛かり、求められることが変化しつつあるという状況において非常に共通していた様に思う。
初期の言われた通りしっかりこなすフェーズを抜け、目指すべき地点に到達するために何が必要かを正確に捉え、それを得ようとしている。
問題意識として特に共通していたのは、仕事をこなす側からゆっくりではあるが仕事を振る側に回ってきている中で、うまく振れずに自分でこなしてしまう、いわゆる「スーパーアソシエイト」「プレイングマネジャー」にはなってはいけないという点。

自分自身は現在のところ下のポジションが入ってくる見込みがそれ程高くなく、ともすればこの視点は欠けてしまうため、非常に参考すべき。
自分自身に下がいたら引き受ける仕事をどう振るかを想像してみること、逆に自分が上に仕事を振ることなど、色々出来ることはあると思う。


2, Back to basic
3~4年経つと、皆どこか慣れを感じるし、褒められたりする中で少々のぼせあがる部分はある。
今年反省したことを話した中で、皆がそういった部分を再度引き締める必要性を挙げた。
このメンバーは非常に優秀な方々だと思っているのだが、その方々が皆改めて基礎を大事にしようとしていることに、自分も襟を正す必要性を感じた次第。

昔はちゃんとしていたのに今はサボっていることはないか改めて確認するべき。
礼儀、挨拶、服装等、それこそ幼稚園レベルから習っていることを、この際徹底する。
特に自分の現在の問題意識でいくと、朝ちゃんとした時間に起きて自転車で通勤すること。
そうすることにより、自分自身の正しいルーティンワーク(イチローのカレーみたいなもの)を再構築する必要性あり。


3, Sports management process as a business person
Y君から聞いたスポーツマネジメントがビジネスに活かせるという話は目から鱗だった。
この概念において重要なのは、インプットが大事なことと、体調調整の大事さ。
【前者詳細】100mを10秒とかで走りきってしまう短距離ランナーが長時間練習を重ねる様に、スポーツ選手はアウトプットよりインプットが長い。同様にビジネスパーソンとしてアウトプットの質を高めるためにはインプットをすべき。
【後者詳細】スポーツでは試合当日に体調が悪いと絶対勝てない。同様にビジネスにおいても一週間で一番大事な数時間はどこかを特定し、それに向け体調を調整する必要がある。

自分自身、プライベートエクイティというビジネスの特性(ビジネスフィールドが非常に多岐に渡ること、ルーティンワークの少なさ)故に、今は仕事自体がどちらかと言えばインプットプロセスに近い。
ただし、早かれ遠かれ仕事におけるアウトプットプロセスの比重が高まる日が来るので、それに向けインプット量を増やす必要性がある。
特にその日まで、「自分自身にはあまりインプットは今重要でない」とまで思っていた部分があったので、非常に身につまされる思いだった。
また、得てして週におけるハイライトを考えず月曜から徹夜とかしがちな人間なので、体調管理の重要性は改めて聞いて耳が痛い思いだった。


他にも嫌というほど熱く語り合ったので、書きたいことを挙げればキリがないのだが、主要なものではこんなところか。
これらは同世代のビジネスパーソン全員に伝えたいことである。
その6人の輪ということで言えば、今までお互いの自慢をし合ってプレッシャーをかけ合う関係だったのが、この日を境にお互いの問題意識を持ち寄り成長を加速させあう関係に転換したと思う。
今後とも、全員で加速的に成長していきたいものである。

Wednesday, December 1, 2010

【挨拶】 12月になりました


月が替わる毎にブログ背景と写真を変えている。
今月から、その度にそのテーマ説明と挨拶、近況報告的なものを記したい。
後で自分で振り返っても楽しくなりそうだというのが、これを始める一番の理由。

【テーマ】
見て分かる通りクリスマス。
背景についてはBloggerにいいクリスマスの素材がなく、クリスマスっぽい雰囲気を出せるものを無理やり選んだ感じ。
う~ん、クリスマスぐらいは用意してもいいのではないか >Blogger

自分自身、今まで彼女とクリスマスを過ごした経験も殆どなく、クリスマスというは嫌いなイベントというイメージがこびりついている。
社会人になってからは一年目はサークル時代の親友Hと2人で飲んで(ちなみに僕もHも彼女がいたにも関らず)、二年目は仕事をしていた。
ただ、今年は25日から就活時代からの親友Oと旅行が決まっており、非常にクリスマスシーズンが楽しみである。
それ故にこのテーマを選ぶことに抵抗が少なかったのである。


【近況&今月の過ごし方】
11月20日に、上司のT氏と2サムでゴルフに行った際、「今年の新井君はプロジェクトTOAST(今関わっている仕事)とゴルフだけだった」と言われたが、まあ大きくは外れていない。
ただ、ゴルフは今週末4日の会社コンペを最後にちょっと距離を置き、練習モードに切り替えることを決定している。(金銭面の問題が大きい)
今月は仕事への邁進(Reviewのある月はやはり身が引き締まる)、弟の洋平君の借金返済に向けたモニタリング、来年2月と3月に出ると決めているマラソンに向けた練習あたりが中心になるだろう。
クリスマスまでに彼女できれば嬉しいが、まあそれはないだろう。


【読者へ送る一本、一曲】(先月見た・聞いたものの中で良かったものをお伝えする)
・映画
「RENT」(何となく敬遠してたが、非常にクオリティの高いミュージカル映画だった)
・本
「なし」
・曲
「SPARK、The Yellow Monkey」(マラソンの本当に苦しい局面において非常に励ましてくれた名曲)

Monday, November 29, 2010

【趣味】 フルマラソン出場

昨日28日にフルマラソンに出場した。
それが余りに刺激的な体験になったので記したい。

出場したつくばマラソン自体、基本的にフラットなコースで、当日の天気も寒くも暑くもないというベストコンディションだった。
自分自身、こんなに気持ちよく走れるのかと思うほど当日の体調が良く、折り返し地点の21kmまではほぼ疲れも感じることなくスイスイと進む。
その時のNet Time(スタート地点までのぞろぞろ歩く時間を省く)は1:43であり、初出場にして3:30切りが出来るのではなんて色気を感じていた。
(5kmを24~5分程度の高スピードでも全然しんどくなかった)

(↑こんな写真を撮れるほど余裕ぶっこいていた)

しかし、25kmを過ぎた頃から雲行きが怪しくなる。
前半には全く感じなかった足の疲れを感じてきたのだ。
最初は足のどの箇所か分からなかったが、次第に両足の足首、ふくらはぎ、もも裏、もも外側だと認識。

ピンポイントで記憶しているが、28kmを過ぎた頃からは完全に別世界に突入。
前半では5kmがけっこうあっと言う間に過ぎたのに、その頃になると1kmが超長く感じる。
35kmの給水時に初めて足を止めてストレッチした時にはびっくりした。
何せ、ストレッチで足を伸ばそうとすると、そのまま3箇所同時に吊りそうになった。
怖くなりそれ以上ストレッチせずに走り出したものの、そこからの8kmは痛む足と戦い、吊る恐怖に怯えながら、1歩ずつ進んでいることをしっかり味わいながら進む感じ。

スタート地である筑波大学構内に入って一瞬安堵感に包まれるものの、そこからがまた長い。
4km。
スタート時には何でもない4kmが地獄の様に長い。
恐怖が起きたのは残り3km時点。
右足ふくらはぎが走りながら完全に吊った。
急いで道を逸れて足を伸ばそうとしたら、両足の他の箇所5箇所が全部吊りそうになって、もう泣きそうになり、足を伸ばすのは諦める。
超痛む足を引きずりながら「あと3km、あと3km」と言いながら走る。

28km地点頃からは「もう投げ出したい」「僕にワープが使えて一気に5km飛ばせたらな」「歩けば楽かな」なんて一分間に何十回考えたか分からない。
でもその一方で「こんなのを投げ出していたら僕の人生何が起きても投げ出す人生になる」と思いながら自分の足を前に進めることの繰り返し。

気付けば吊ってしまい激痛を産んだ足も、慣れからか、もしくは残り2km1kmと迫るゴールへの期待感からか余り感じず。
そして最後のトラックに突入。
周りのランナーはラストスパートをかけているが、自分にはそんな余裕なんか全くないが、ビュンビュン抜かされていくことも全く気にならない。
大きなゴールゲートが近づいてくる。
ゴール。
タイムを見ると3時間52分を指している。(Gross Time。Net Timeだと-6分。)

4時間を切った。
目標としていた4時間を初めてのマラソンで切った。
なのに、ゴールに着いた瞬間はあまり達成感がなかったのが気持ち悪い。
が、何より足元がふらふらで寝転がれる芝生にでも横にならないと立ってることだけで精一杯なため、達成感に頭がまわらないw


ゴール直後から暫く、誘導員に誘導されるがままに歩かされ、身に付けた記録チップを返却し、完走記録証をもらう。
そして芝生に横になる。
本当に気持ちのよい日で、少々冷えた空気が火照りきった体に気持ちよく、空晴天。
何故か不意に涙が出てきて、次第に止まらなくなり、そして号泣した。

東大合格した時、サークル卒業の時、会社が潰れた時など、今まで色々自分喜怒哀楽を感じるいろんな局面に出くわしたが、ここまで泣いたことはなかった。
最初は4時間切った達成感のためかと思ったが、涙の質が明らかにそれではなく、何ゆえに出てくる涙か分からなかった。
しかし、次第にこれは生きていることの涙なんだと分かってきた。
自分自身、今まで色々頑張って生きてきたつもりだったが、ここまで自分を追い込んだことはなかったんだなと。
本当に自分を追い込んで、それを自分が乗り越え、ようやく落ち着ける場所に帰った時にようやく感じられる「自分は今生きているんだ」ということに対する感謝。
それが胸を突いて、自分に涙を流させたんだと理解できた。
(周りにそんな泣いている人はいなかったが、全然恥ずかしくなかった。)



そこから一日経った今、全身筋肉痛で、マラソンなんて暫くいいやと思っている。
「生きていることの充実感って何やねん」、「何で泣いとってん」って自嘲なんかしながら、会社内で4時間切りを果たしたことを自慢している。
やはりあの一瞬で感じた生きている感は期限付きであり、本当にあの一瞬しか味わえないものだったんだろうって思う。

応援する側、客観的に見る側でなく、自分で真剣にプレーして初めて得られる喜び、達成感、それを得た今自分の世界は一歩深まったと確信している。
それを求めてきっとマラソンは今後も続けるだろう。(暫くはいいが。)
ただマラソン以外でも、自分自身をもっと追い込め真剣になれるきっかけをマラソンはくれたと思う。
今後における自分の進化に自分自身注目したいと思う。

Friday, November 12, 2010

【趣味】 サッカー日本代表のコパアメリカ参戦に思う

http://sports.yahoo.co.jp/news/20101112-00000024-jij-spo.html
アルゼンチンで開かれる来年7月のコパ・アメリカで、日本代表がアルゼンチンと同組になったというニュースが流れた。
コパ・アメリカに日本代表が出るということすら知らなかったので、結構な驚きだった。

前提として申し上げておくが、僕はそこまで日本代表ファンではなかった。
非常にヨーロッパサッカーが好きなので、ブラジルやイタリアなど好チームと日本が、W杯においてノックアウト式の対戦を行ったら、日本じゃない方を応援してしまう気もする。

そんな世間的に言うと天邪鬼なポジションを取っておきながら、いざ南アW杯を見たら自分のナショナリティが相当に刺激され、強く応援してしまったのは事実である。
まあ客観的に言うと、サッカーファン的に許せなかった日本代表のただのミーハー的な人気が翳ってきたことに加え、単純に日本代表のサッカーの質がそもそも上がったことで、日本代表を今まで敬遠してきた僕の中のThresholdを越えたというところだろう。
これからは一定程度日本代表も注目していきたいと今は思っている。


そんな日本代表のコパ・アメリカ参戦だが、どうなんだろう。
実際アルゼンチンには今年勝利しているし、やれる気もするし、大敗しかねない気もする。
気になるのは、日本代表の中期的ビジョンに来年1月のアジアカップとコパ・アメリカがどう乗っかってくるのかという点である。

アジアカップは勝利すればブラジルで2013年に行われるコンフェデ杯への参戦権も得られる非常に重要な戦いである。
そして、コパ・アメリカは少なくとも多くのチームが日本と同等もしくは日本より強い国なのだ。
それらを考えた時、そういった重要な大会に理想を求めて戦うのか(日本は攻撃的なサッカーを志向すると豪語している点は重要)、それとも理想を捨てて現実的な戦いをするのかという点は、少なくともはっきりとポジションを取ってほしい。

W杯後、8月に監督選びをしていた際、サッカー連盟は攻撃的に勝利するという非常に高い理想を掲げて監督を選んだという。
これにはアジアカップやコパ・アメリカという重要な大会が半年・一年以内にやってくることが前提としてどの程度織り込まれていたのか甚だ疑問である。
守備のブロックに比べ、攻撃の連動性や組み立ては生み出すのに時間がかかる。
(攻撃の連動性を作れている国なんて、そもそもスペインとか一部の限られた国のみだが、そのスペインなんかはバルサでいつもプレーしている選手を基礎に作ったチームだから可能。)
W杯も守備を固めてのカウンターで勝利した日本が、攻撃サッカーで両大会を勝ち抜けるとはやはり思えない。

本当に必要だったのは、日本としてある意味両大会を捨てる覚悟で理想のサッカーを目指しに行くのか、それとも現実路線を煮詰める形で両大会における好成績を目指すのか、その辺に関するトップの強い姿勢だと思う。
僕は正直、日本に本当に合っているのは後者だと今でも思っている。
そして、短期的にチームに組織をもたらせるプロの様な監督(例えばカペッロとかモリーニョとかが典型)が、就任後すぐに重要な大会が続く日本にとってベストだったと思う。

まあ、そんなことを嘆いても賽は投げられているのだから、仕方がない。
とは言え、きっと日本代表は両大会において現実的に、守備的に振舞うことになると思う。
なぜなら、選手達に勝つことのプライドがW杯で目覚めていると思うから。
あのW杯において、選手達は自分達で守備的に振舞って、その結果勝つことの喜びを味わい、それを徹底したのだ。
勝つことの喜びを自分達で見出した選手達が勝てないけど理想を追う、という選択肢を取ると思えない。

そんな日本代表が両大会で良い成績を出すことを祈っております。
最近応援を始めた新井より。

Monday, September 27, 2010

【旅行】 那須高原でランニング等

大学時代所属したテニスサークルの有志でランニング部を結成しているのだが、そのメンバーで高地トレーニングをしようということで、那須高原へ行った。
元々は一日目軽く走りつつ、温泉入ったりBBQして、二日目には秋ならではのグルメや観光を楽しむという軽いものをイメージしていたが、結果的には相当走り込んだ合宿となり、一夜明けた本日は身体がズタボロだ。
自己満足的な日記になるが、楽しかったのでアップする。

【那須高原】

オリ合宿で行ったのを除いて、旅行で行ったのは初めてだった。
言うなれば軽井沢と河口湖の相の子みたいな感じ。
西武や東急グループが開発した軽井沢のような計画性はないが、街路沿いに並ぶショップやレストランは軽井沢を思わせるほど、いやむしろ軽井沢よりお洒落かもしれないと思わせた。
そして立ち並ぶ杉の感じや、景色、(非常に古い温泉街も存在するという)町としての奥行きなんかは河口湖にそっくりだった。
個人的には凄い気に入った観光地の一つに挙げたい。

(無理やりマッピングするとこんな感じ↓)



【ランニング】

これが一日目に走る直前で、楽しそう。↑
しかし18kmのアップダウンが連続する山道を走るとさすがにこんな楽しそうな表情は続かない。

半分走ったところでもう股関節が痛くなり、足首が痛くなった。
写真のような、いかにも山道という上り坂がずっと続くと、さすがに「何でこんなこと好き好んでやってるんだろう」って気になり足が何度も止まりかけた。
が、ちょうど同じぐらいの速度で走れる仲間が一人いたことに助けられ、何とか歩かずに済んだ。
とは言え、下りは下りで膝と足首への負担が大きく辛いということも初めて実感した。

2日目も11kmの走りこみ。
足腰と筋肉への負担が大きかったのだが、何とか走りきる。
人生で一番疲れたランニングだったが、景色も空気も大変良い高原で走ったのは相当気持ちの良い経験だったし、身体を鍛えれた感は極上。

【宿泊・BBQ・花火】


ログハウスに宿泊したのだが、これは大正解という以外になかった。
ハウスの隣には小川が流れており、お洒落な気分でテラスにてBBQや花火を楽しめた。
ホテルみたいに隣の部屋を気にすることもなく、夜まで大騒ぎしながら飲めたのもSo Good。


【食事】

一日目に行った蕎麦屋は正解だった。
那須高原の「石心」という店で、食べログで3.75の評価を得る店。
おしゃれで空間の使い方の上手な店。
器の使い方も(若干大げさ過ぎて繊細さに欠ける感じもしたが、)なかなか凝っておりGood。
ここ以外にも美味しそうな蕎麦屋やカレー屋やカフェが沢山並んでいたので、今度は別の店も攻めてみたい。

(店内からの風景↓)

【温泉】

二日続けて温泉に入った。
一日目はランニング後に入ったのだが、ランニング中に日が暮れ寒くて仕方ない思いをした後だったので、死ぬ程気持ち良かった。

二日目は那須湯本の1300年前から存在するという「鹿の湯」に入湯。
ここを知らずして那須温泉を語るなといわれる程有名なところということでわくわくして入ったのだが、ある意味で本当に凄かった。
外観はこんな感じと風情があるのだが、相当なパンチ力。
(傍を流れる川には、大量の温泉が流れ込むので川底が 白く濁る程。硫黄臭が強烈。)


これだけでもイカツイが、中はこんな感じと更にパンチが効いている。
勿論洗い場無しのドライヤー無し。


入浴は僅か400円と銭湯並の料金みで入れる。
男湯には湯船が温度別に6つあり、41、42、43、44、46、48度となっている。

48度を恐る恐る指で味わおうとしたら、隣のお爺ちゃん連中から、「これ入らねえと男じゃねえ、那須来た意味がねえ」と言われ、入ることに。
これに入ると3分入るものらしいのだが、本当に死ぬかと思ったし、経度の全身火傷みたいになった。
とは言え、二日で30km走り、ズタボロになった体が一瞬全く痛くなる程に筋肉疲労を和らげてくれ、その効用の高さを(いろんな意味で)痛いほど実感した。



いろんな意味で週末を満喫できたのだが、身体の痛みで仕事への集中力が落ちている今日を思えば、やはりまだまだ精進が足りないと思う次第である。

Thursday, September 16, 2010

【雑感】 26歳の誓い

9日に26歳になった。

20歳以降、誕生日には余りいい思い出がない。
大学時代は決まって試験中だったし、それ以降も会社が潰れそうだったり、彼女の悩み相談を2時間受けたりとか、そんなのばかりだった。
そして、今年も余り良い誕生日ではなかった。
今年の誕生日を表現するのであれば「仕事」に尽きる。
前日徹夜の当日朝2時まで。
非常に色気の無い誕生日だった。

さて、自分の不幸自慢はこの程度にして、誕生日と年始にお決まりの目標タイム。
今年の年始にとりあえず立てた目標を再度リバイズしてみる。

1, アソシエイトとして自分の仮説をチームの仮説にすることにつき、デリバリー過程のノウハウを構築する。

これについては、厳しく評価すると未だにあまり達成出来ていない。
自分の仮説を立てる機会は増えてきているのだが、チームの仮説に昇華させるプロセスにつき、いまいち自分なりのやり方みたいなものを構築できていない。
物凄く乱暴に言うと、自分自身凄く優秀なFollowerである自信はあるものの、優秀なLeaderになろうという意識が弱すぎるのではないかと思う。
この6月のレビューでPartnerに「かわいいだけでは6ヶ月で飽きられる」と言われたが、本当にその通りであり、今一度自分自身が強い自我と自覚を持ち、反発を受けてでもLeaderたとうとする気概を見せねばならないのだろうと思う。

【再設定目標】
・Be a Leader


2、新規案件に取り組む (少なくとも2件)

この目標は自分自身非常に大事にしてきたし、今も新規に取り組みたいことに全く変わりはない。
ただし、今取り組んでいる案件で自分が特定分野のLeaderになり、何か大きなことを達成していない内に安易に新規に逃げる意識だけが先行しているのではないかと自問した場合、満足な回答を出来ない自分がいるのも事実である。
今年度はこの目標は放棄する。
新規に取り組む前に、今一度真剣に取り組むべき自分の案件があることの幸せを噛み締めながら、自分だから出せるValueをフルに出すことにフォーカスしたい。

【再設定目標】
・目標の1に統合


3、(合コン以外の)飲みを行う + 現在のネットワークの拡張基盤構築

飲みについてはこの9ヶ月は満足いく結果を出せたと思う。
いろんな人と、真面目なものからカジュアルなものまで、数々の飲み会をした。
将来的な自分の血肉になってくれることだろうと思う。
ただし、敢えて不満点を挙げると、メンバーに若干の偏りがあったことか。
会社の上司やラック関係が殆どであり、そこから派生的に繋がった人もいたものの、広がりという意味では限定的だった気がする。
今後は例えば昔の友達に改めて声をかけてみる、パーティに出てみるなど、広がりを重視するアクションを加えていきたい。

【再設定目標】
交友ネットワークの拡大(会社・ラック以外の友人・知人の形成)


4、彼女を作る+家族を大事にする

彼女は出来ていない。
早く作らねばならないのだが、これについては非常に思うところがあり、ここでは書ききれないので、後日談。
家族は大事に出来たと思う。

【再設定目標】
目標継続


5、ゴルフで100切り

つい最近に達成した。
本当に気持ちが良かった。
いったん自分の中でベストを伸ばすことに費やしてきたフェーズは終えていいのだと思う。
今後はフォームなどの基礎の部分を向上させ、安定的に良いスコアを出すための地力を鍛えたい。

【再設定目標】
フォーム改善、基礎力向上


以下は追加の目標

6、食事制限とランニングと筋トレによる健康的な体質形成

誘惑に流されやすかった自分だったが、最近食事等の全ての活動を記録することにより誘惑に負けない様になってきた。
これを一年間継続し、特に身体について健康的な体質を形成したい。

【雑感】 日本の税率は「大した悪党」レベル

【カイジ】

最近、「限定ジャンケン」や「鉄骨渡り」などのハラハラするギャンブルで有名な『カイジ』を読んでいる。
漫画好きを名乗る割に恥ずかしいのだが、こんなに有名な漫画であるにも関わらず、読むのは初めてのことである。
まあ名作と名高いだけのことはあり、非常に素晴らしい作品であり面白い。
カイジが受ける数々の不条理なゲームが世の中の不条理をそのまま反映していること、そんな世界の中でも自分で勝利のためのきっかけを作れる者のみが勝てること、金は命よりも重いこと、など大切なことを色々と読者に伝えてくれる。

ただし、上記のようなGeneralなカイジ解説は巷にも沢山溢れているので、それは他のサイトに譲って、今日はその作品の一場面を取り上げて、その暴利がいかに世の中一般的に行われていることかを解明したい。


【地下チンチロ】

今回僕が取り上げるのは、「地下チンチロ」からの一場面。
この場面というのは、多額の借金を抱えたカイジが遂にシャバの世界から地下強制労働施設に送られ、月90,000ペリカ(9,000円相当)の安月給で働かされるところ。

カイジはシャバの世界に戻る足がかりを得るため、一日外出券を得ようと金を貯める努力をするが、所属するE班の班長・大槻の巧みな篭絡(ビールと焼き鳥という食欲戦術)により金を使い果たす。
大槻はさらにカイジに給料を前貸しし、自身の主催する「地下チンチロ」に誘い込む。
この時、翌月の給料の前貸しということで、普段は月90,000ペリカの給料が、60,000ペリカにまで差っ引かれる。

結論からすると、この 食欲戦術 → 金に困る → 前貸し → 博打への誘導 は、大槻の常套戦術であり、ハメ技である。
大槻はその地下チンチロにおいて、非常に巧妙なイカサマを使うので、基本的には労働者は上記のBad Spiralに嵌った先の博打において大槻に敗北を喫する。
そこでその虎の子の前借り、60,000ペリカを使い果たしたものに対しては翌々月の給与を前貸しするのであるが、、、


と、何と90,000ペリカの半分の45,000ペリカをピンハネされてしまう。
それに対するカイジの反応はこちら。
当然の反応を示す。
この場面でカイジは初めて大槻による蟻地獄の様な絡め取り戦術に気づくという訳である。
この日のチンチロでは結局ボロ負けするカイジがその後頭を使い、根性を見せ、スカッとする程に大槻に大勝ち・リベンジする様は、当作品における一つのハイライトであり、非常に示唆に富むものがある。


【日本の税率】

この作品を読むほぼ全員が、大槻の暴利っぷりに程度の問題はあれど憤りの感情を覚えるはずである。
何せ、自分でそういう状況を作るように誘導しておきながら、給与の半分をピンハネするのである。
更にむかつくのは、カイジ以外の労働者のほとんどがその搾取構造に気付いていないか、もしくはその構造に諦めの感情を抱いているということである。

よく考えてみれば、日本人のおかれている状況は、上記の大槻構造にそっくりではないか。
何たって、日本の今の所得税は最高40%であり、地方税と合わせると10%である。
このカイジにおけるシステムと全く同じく給与の半分も税金として吸い上げられるのである。

カイジはこの構造を他の嵌められた労働者(45組、このシステムに気付いていないか、気付いていても諦めている人達)に説明する際に、
「そして・・・言っちゃなんだが・・・この滅茶苦茶な状況・・・システムがここでは合法・・・なんの問題もないんだ・・・・!結局この合法のなか班長たちは永遠に潤い続け・・・オレたちは・・・ただそれを支える役・・・!どうよ・・・?!満足か・・・?」
と説いている。
我々が置かれている立場はそれほどのものなのだという実感を皆さんは持っているのであろうか。

僕自身も社会人なり立ての頃に、今は無き某L証券にて年収一定以上で給与の半分が取られてしまうシステムを知り、物凄いやるせない気分になったのだが、その実感が最近は消えていた。


【そして】

確かに大槻構造と今の日本は状況が一部類似しているが、相違点もある。
それは「我々はカイジ達とは違い気に入らなければ場所を変えられる」ということ。
シンガポールや香港に行けばこんなアホらしい税金を取られることもなくなるのだと思うと、そのオプションがいかに魅力的か考えてしまう。
(それを自分自身が実行に移していないのは、今自分自身がまだ50%取られるほどの給与に至っていないからであり、実行するインセンティブが少々限定的であることが大きい。)

(自分を高所得者と言ってしまうのは変な話だが、)我々のようなある程度貰っている人たちが本当に国外逃亡をしていく世の中が現実になってくれば、日本にとっては貴重な税源の流出であり、痛手であることは間違いない。
そして最近はその流れが一部現実になってきているのも事実だと思う。(身の回りにも数人いる。)
これが大きな潮流になってくれば、さすがに日本も対応せざるを得なくなるのではないか。

いまや世界のどこにいてもある程度同じ環境下でビジネスが出来る世の中において、「愛国心」というものだけで高い税率を押し付けつつ、高額納税者を日本に居住させ続けられると本気で思っているのだとすれば、それこそ思い上がりもいいところだ。
日本にいることのメリット(「愛国心が満たされる」みたいな精神的インセンティブ+経済的インセンティブ)を日本は改めて国民に示さねばいけないフェーズに来ていると思う。

日本の早期における決意の一手を強く期待する次第である。

Wednesday, August 4, 2010

【趣味】 羽田空港新ターミナルが格好良い件

先日羽田空港の新国際ターミナルが公開された。
これが相当にスタイリッシュだ。


去年タイに行ったのだが、その際にスワンナプーム国際空港のスタイリッシュさに悔しい思いをしたのだが、(だって帰ってきたら無機質で面白みに欠ける成田だったため)これであれば対抗できる気がする。
やはり空港は国の玄関であり、それがダサいのは玄関がダサい家に入る時と同じく興ざめなものなのだ。
羽田がスタイリッシュで、そこからモノレールに乗り、品川エリアの高層ビル街を縫って山の手エリアに入っていくのはやはり外国人の胸は高鳴るであろう。
成田の田んぼエリアを縫うのとは大きく異なる。
(下の写真はスワンナプーム国際空港)


成田より羽田が便利だどうだ、しかし成田には色々抗争した歴史が云々は既に議論尽くされているので、ここで自論を展開する気は無いが、どちらで気分良く出発し、どちらでやはり日本が良いなと思いつつ帰国したいかは明白だろう。
こういうソフトな面は無視できない重要な面と思うがいかがであろうか。

Wednesday, May 12, 2010

【雑感】 結局世の中は万のことモデル

読者モデルなどのモデルではない。
Financial Modelingである。

本日の朝、タクシーで出勤したのだが、その際に前を幸福実現党のキャンペーンカーが走っていた。
その車の運転マナーがなっていなかったのはこの際置いておいて、気になったのはその宣伝内容だ。
彼らの宣伝内容は以下。
「今民主党は税率を上げようとしている。だが、我々はそれは意味の無い打ち手ではないかと考えている。税率を上げることで結局消費は低迷し、税収は寧ろ減ると考える。我々は寧ろ減税し、その分消費を促進し、税金不足分は今税金の無駄遣いがされている分を流用し、埋めるのだ。」というもの。

おかしいと思わないか。
というのも、そもそもこれは数字の議論が全く無く、非常に民衆にキャッチーな言葉を並べているだけである。
幾ら税金が不足しており、それを今の税金で無駄遣いしているものの何で、それぞれ幾ら埋めようとしているのか、是非教えて欲しい。
今の日本を企業体に例えると、きっとBSサイドはボロボロであり、きっと200~300兆程度債務超過状態だと思われる。
絶対に税金の無駄遣いの抑制だけで埋められるような規模ではないはずだ。

PE業界に入ってみて本当に思うことだが、結局世の中全てFinancial Modelingなのだ。
間違いなく、PE業界のコアコンピテンスはFinancial Modelingだ。
日本全体についてもBS(今どれだけの借金を背負っていて、どんな資産を持っているのか)、PL(税収はどの程度あり、支出はどの程度あるのか)、キャッシュフローはどうなっているのかを連結させ、その一つ一つを要素分解してそのインパクトを一元管理するべきだろう。
そうすると、消費税の議論ですら余り大きな議論ではないことが分かる。
というのも仮に300兆円BSに穴が開いているとすれば、消費税収は年間10兆円程度であるので、インパクトは軽微とは言わないまでも、決定的ではない。
(ただし、国民の反応は決定的なものになってしまうだろう。)

Fiancial Modelを走らせることのメリットは大きい。
要素要素が全体にどう働くかを一元化して捕らえることが出来るので、部分の議論で混乱を来たすことが少なくなる。
その点、日本の今までの政治を見ていると、ちゃんとしたFinancial Modelが作られているとは全く思えない。

Financdial Modelを正しく理解している人達で政治を行えば結構多くが変わるのではないかと思う。
それを難しくしているのは以下の数点ではないか。
 ・この概念や理念を理解できるのは国民の中でそもそも相当程度少なく、国民に受け入れられない
 ・役所の方や政治家もそもそも必要性を理解しているとは思えないため、政治家陣営にすら受け入れられるか不明
 ・Fiancial Modelを習得している人というのはそもそも高給取りが多いため、それを投げ出してでも政治の世界に入りたいというインセンティブが働きにくい
国民に受け入れられないという点はコミュニケーションイシューなので、政治家陣営で解消できる話であるし、役所や政治家も本当に日本の状況がもっとやばくなってきたらそんなことは言えなくなってくるだろう。
やはり最大の問題は最後の点ではないか。
ナショナリティ掲揚のための教育改革や人材の抜本的な流動化などがやはり必要な時期に来ているのだろうか。

Thursday, May 6, 2010

【雑感】 性欲抑圧についての考察

ちょっとラジカルな話に触れます。
最近、性関連の規制が非常に目立つ気がする。
非実在青少年の問題はもう聞き飽きた程だし、痴漢についての規制強化や、風俗取締強化などはここ数年明らかな潮流だ。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100318_355520.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100506-OYT1T00108.htm?from=main5

僕自身はこの潮流について、懐疑的だ。
なぜならあまりにも性欲というものは人間に生まれつき備り過ぎているものであり、この分野においての過度の規制がうまく機能するとは思えないからだ。
つまるところ、市場原理的に言うと、需要である「男性の数×平均的な性欲」の総量は変化しない訳であり、それに対する供給の面について、当局は規制のみで何も新たな道筋を示していないからだ。
勿論痴漢が悪いことは疑いの余地も無いし、風俗産業を野放しにして良いとは思わない。
ただし、一概に規制すれば良いものだとも思えない。

痴漢については少々思いがあるのでここで意見を述べる。
電車に僕は殆ど乗らない人間なので、詳しいことは分からないのだが、痴漢する人の何%が「今日痴漢してやる」と明確な意図を持って電車に乗ってみたのか、少々興味がある。
僕は、この割合は結構低いのではないかと思う。
人間と人間の接触があれば、イベント/ハプニングが生まれることはある種自然であり、良いものも悪いものも含有してしまっているのだと思う。
良い方に振れればお互い一目ぼれ→付き合うみたいな漫画みたいな展開かもしれない。(確率は相当低いだろうが。)
その悪い方としての側面が痴漢なのであろう。
美女を見ると何かがこみ上げてきて我慢できない人について、全く理解出来ないわけではない。
(ただし、それを押さえ込むことが出来ない倫理観/理性の弱さは全く理解が出来ないが。)
なので、そういった悪い面を排除しようとすれば、女性専用車両などと甘いことを言わず、女性用車両と男性用車両に完全に分けるしか打ち手はないのではなかろうか。


要するにお上や当局は男女間の健全な形での性行為へと国民を誘導したいと考えているのだろう。
まあ、その方が現在の日本が抱える大きな問題の一つである少子化問題の解決にも繋がり得る。
ただ、これは「私という彼女(妻)がありながら、AVなんか見て自家発電するなんて許せない!」と怒る女性の考えることと相当似ている気がする。
つまり「他の女性との接触を絶ち、自家発電を絶てば、必然的に私のことろへ来るでしょう」という考え。
完全に筋の悪い考えだと思うのは僕だけではないはずだ。

やはり、北風と太陽ではないが、そうやって他のオプションを絶って無理やり理想の選択肢へと誘導するやり方はワークしない様に思える。
強風という強引な手段で服を脱がそうとしても、寧ろ頑として服を脱がないという悪循環に陥る。
今回で言うと、AV・2次元に続く、また新たな日本独自の性文化が形成されるのではないかと思えてならない。

本当に必要なのは太陽がやった様に、服を脱いでよいのだという環境を整えてやることだろう。
それは過度な性関連の規制ではなく、性教育のあり方の根本的な改革ではないだろうか。

Friday, April 23, 2010

【雑感】 女子は生まれながら怖い

女性は怖いという話。

僕の上司Aさんは娘が産まれて2年経つとのことだが、早速お母さんの前で見せる姿とお父さんの前で見せる姿が全然違うとのことだ。
お母さんの前ではキャピキャピするものの、お父さんが空間に加わった瞬間におしとやかに変身するらしい。
そして、お父さんがちょっと「コラッ」と怒ると、すぐに目に涙を溜めるものの、お父さんがいなくなるとすぐにケロリとするらしい。
明らかにウソ泣きとのことだ。
その姿を見て、Aさんは「2歳にしてオンナだなあ」と強く感じたらしい。
ちなみにAさんのご近所コミュニティにおける同世代の女の子は多かれ少なかれ大体そうらしい。


そして、昨日見たニュースはもっと衝撃的だった。
女子はかわいい同性が嫌い?=小学生の本音を調査−電通
電通が21日発表した小学校1~6年生を対象としたインターネット調査の結果によると、「好きな女の子はどんな子?」という質問に、「顔がかわいい子」と答えた女子はわずか3.0%にとどまった。
ねたみなどが背景にあるとみられ、電通の担当者は「子どもの社会も大人と同じのようだ」と苦笑している。
これを聞いて思い出されるのは、いわゆる幹事マックスの法則だろう。
言わずと知れた、合コンで幹事より可愛い女性は絶対に呼ばれないというパターンだ。
これを防ぐには、女性側に幹事を立てず全員自分の知っている人ベースで呼ぶという手段があるのだが、これを可能にするには、「女性同士が知り合い同士でなくてもその場を楽しくするだけの自分の腕」と、何より「巨大な女性コネクション」が必要となる。
そのコストを払うのを惜しみ、女性幹事を立てるという楽をするとやはりセット販売で幹事マックスの法則は付いてくるのだろう。
もう一つの回避手段としては、「自分がブスではないが、そこまで可愛くないということを認識しており、それ故に可愛い子を友達にいっぱい持っている」という、自分のポジションを知っている女の子を幹事に立てるというパターンがある。
そういう自分の周りの子をうまく使って桧舞台に立とうとする子はたまにいるのだが、世の男達はそういう子が一番幹事として素敵だと知りながらも、どうしても可愛い知り合いを幹事に立ててしまうので、いつも法則が立証されて終了するコンパになってしまう。

だいぶ話が逸れた。

そんな幹事マックスの法則について、僕はてっきり『大学時代とかに、「女子大生」という名を武器にチヤホヤされる味を覚えてしまうことの弊害で身につける』ものだと思っていたが、そうではなかったらしい。
どうやらX染色体にそもそも含まれているのだろう。

僕は共学出身でもないし女兄弟もいないので、女子と触れ合う機会がそもそも大学まで非常に少なかった。
その様な育ってきた環境が、僕の女性に対する恐怖心を醸成しているのだとずっと思っていた。
違った。
女性は生まれながらに怖いのだ

p.s.
ちなみに男子も女子も好きな女子のタイプとしては「優しい子」と回答したらしい。
しかし、男子の本当の好みは「顔がかわいい子」だから気をつけた方がいいのは間違いないだろう。

Thursday, April 8, 2010

【仕事】 2年が経ちました

社会人になって早2年が経った。
あっと言う間だった気もすると言えばするが、どちらかと言えば2年前に入社式へと期待を胸に向かったことは相当昔の様に思える。
どうしても社会人1年目の割と早い時期に会社がなくなるという大きなイベントを経験し、社会人経験が一度断絶されているからか、特にその会社でのことは相当昔の様に思えるのだ。

最近ラックなど色々なところを通じ、社会人の同期や先輩後輩などと会う機会が増加している。
その中で、やはりみんながどう成長しているのかについては、相当程度バラつきがあるように感じる。
その領域という意味でも、深さという意味でも。

個人的な意見になるが、これはプロセス的には
1、そもそも仕事を楽しめているか
2、仕事において常にチャレンジしているか、背伸びしているか
によって生じているのではないかと感じる。
前者で言うと、ひたすら能力は高いものの、仕事の愚痴が多い人はどちらかというと仕事が業務になっているきらいを感じる。
後者に関しても同じであり、やはり業務ではなく仕事をしている人は、与えられる仕事だけで満足しておらず、自分でどうやってチャレンジするかと常に考えている。
そういう意味では、2つ挙げたものの、余り違うことは言っていないのかもしれない。

そして、成長の深さを感じる人の特徴を2つほど挙げてみる。
1、自分なりの経験に基いたオリジナルな仮説を持っている
たとえば、「この2年で悟ったことは?」と聞いてみると、「日曜日が恋しい」みたいなアホなことだけ挙げるのではなく、「人間はサボるから、それをどうやって動かすかがビジネスの肝だ」とか、「ビジネスは禿げるほど頭使わないと勝てない」とか、相当面白いことを言ってくれる。
ひとえに、自分がビジネスの中で経験したことを、ナレッジとしてストレージする能力に長けているのだろう。
2、寝技を持っている(自分自身にエッジを利かせている)
自分の強みが何かについて、非常に明確でイメージしやすいものを持っていることが多い。
たとえば、コンサルにいる凄い頭の良い人で、「僕はロジカルシンキングなんて糞だと思っていて、そんなものは誰でも慣れればできるし差別化要素にならない。重要なのは、それをどうやって実行させるかで、実行させるために経営陣とキャバクラ行って、ドンちゃん騒ぎやって、アホになって気に入られる能力が全てだと実感した」みたいなことを言う奴がいる。
そいつのカラオケに行った時の面白さと気の利きっぷりは半端がなかった。
ロジカルシンキングと接待技という一見相反する2つを兼ね備えるターミネーターみたいな奴だと思った。
この様に自分自身を強烈に差別化するためにはどうするかという頭の使い方をしているし、自分を客観的に見れているケースが非常に多い。

どうか自分もこういう人間でありたいと強く思うが、自分自身を評価するのは本日は遠慮しておきます。

Wednesday, April 7, 2010

【趣味】 愛するチームの不振から思うこと

最近ヨーロッパサッカーをそこまで興奮して見られない。
それはひとえに愛するミランが弱体化しているからであり、CLでも3年連続でベスト8にも入れず(内一年は不出場)、国内リーグでもインテルに苦杯を舐めさせられ続けている。

ミランを見ながら凄く思うのだが、一度悪いサイクルに入ったチームを立て直すのはそう簡単ではない。
なぜなら、チームの不振、特に数年にも渡る不振はスランプみたいな一時的な要因ではなく、経営陣などのフロント・コーチ陣・バックアップチーム・下部組織も含めた組織的な腐敗から来るものだからだ。
その腐敗の仕方が、あまりにも企業の腐敗の仕方に似ているなと最近感じるので、企業分析的な観点からミランを分析したい。

【そもそものビジネスモデル】
1. 資金集め ・・・過去のACミラン、チェルシー、マンチェスターCなどが強み
2. 基盤整備(マネジメント、人員、スタジアムなど) ・・・バルセロナはフロントと下部と現場が一体化して動いており最強
3. スカウティング ・・・セビージャとかウディネーゼとかは強い
4. 育成 ・・・バルセロナやアタランタやセビージャ
5. (勝利による)ブランド力構築
で構成されるバリューチェーンを回し続けることだ。
(ブランド力が構築されるとそれに伴いRevenueが増加するので、1の資金集めのところに還流する。)
よって、差別化要因は「資金力」「クラブ一体としての基盤の確かさ」「スカウト・育成能力」であり、その結果としての「ブランド力」であろう。
一番大きなものは資金力であることは、スタートポイントであることから間違いないだろう。
実際にウディネーゼなんかはスカウティング能力は最強レベルだと思うが、相当スカウティングが下手と思われるマンチェスターCにそれでも全く敵う気はしない。

【市場】
イタリアサッカー界を市場として捕らえた時、相当根が深い問題を抱えている。
何しろ観客がスタジアムに行かないのだ。
これは相当クラブチーム側に問題があり、過去に短期収入に目がくらみ、高額な放映権収益を取り込んだため、観客がTV放送の方に流れ、スタジアムに行かなくなったのだ。

これは、イタリア国民が悪いというより、クラブチーム側に相当責任があるだろう。
本当は顧客単価としてはTV放映よりも観戦料の方が断然高いので、チームとしてはメインビジネスが観客収入であり、放映権料はサブなのだが、そのサブに思いっきりとびついた結果、メインが痛んだというありがちなパターンだ。
観客を呼ぶために必要な、スタジアムの熱気もスタジアムの劣化や構造上の問題から無く、それでチケット料が高いのだ。
本来で言うと、メインビジネス収益を産む根源であるスタジアムにはCapexをかけねばならないのに、かけずに単価だけ上げるという愚である。
更に言うと、それでもチームに魅力がある程度あり、スタジアムに観客を呼べていた時代の前提で選手の給与が決められているから、観客が減ってくるとスタジアム観戦料がどんどん高額になり、更に観客が来ないというBad Spiralに陥っている。

何だか目先の収益増加に目がくらみ、値下げ競争に走る業界と構造が似てまいか。
本来であれば、高収入が取れるメインビジネスに付加価値を付けてゆき、高収入を持続させるのがベターだろう。

まずは、市場を蘇らさないと相当苦しいのだろうが、ミランはそれを先導できるだけの市場シェアを持ったビッグプレーヤーなのだから、その影響力をポジティブに発揮すべきである。


【競合】
市場をイタリアにしているので、競合もイタリア内と見れば、その中ではやはり競争優位を依然として持っている。
その根源は過去に積上げたブランド力だろう。
ただし、今後についてそれを持続できるかというと話は別である。
何せ、ブランド力の源泉は勝利である以上、現在勝てていないミランがそれを持続できるという根拠は無いからだ。
特にインテルとの比較において、そのオーナー性資金という「資金力」で大きく負けてしまう以上、何らかの手は打たないと厳しいだろう。
(そんなものは無いと思うが金をかけずに勝てるノウハウ、超絶なスカウティング・育成能力など)
ただし、それは非常にNarrow Pathであり、それに長時間期待出来るほど、ミランファンは気長ではないのは明白である。
それは、5年間赤字かつCapex 0を勘弁して下さいと言われても、株主としては全く信頼できない様なものだ。

やはり、何らかの巨大な資金を引っ張ってくる他ないのだろう。


【自社】
◆バランスシート
よろしくない。
何よりもAssetの痛みが激しいことが最大の悩み。
元々Debtが大きかったのを、カカという唯一最大のピカピカAssetを銀河系に売却したことである程度収縮できていることは企業分析的には良いことである。(ファン的には最悪だが)
サン・シーロというスタジアムも、選手も相当程度老朽化が進んでおり、簿価割れしてしまっているだろう。
このAssetからではなかなか良いRevenueが産まれないのは明らかだ。
叩き直すには、ある程度のEquity(オーナー資金)かDebtを付けねばならないが、Debtは銀行が今の時代なかなか出さないだろうし、そもそもミラン自身がDebtを付けることに嫌気が差しているきらいさえ感じる。
金利費用を増やしたくないのだろう。
ただし、金利費用を増やしてでも、収益を増やす方が先だろうと個人的には思うが。
◆経常収支
ある程度は良いものと思われる。
上記した様にそもそもメインビジネスを自ら壊してしまったので、Revenueサイドは弱い。
メインビジネスを復活させるには、現状の痛んだAssetの徹底的な叩きなおしが必要である。
一方で現有の選手の給与カットを通じ、ある程度経常費用の安い筋肉質な企業体質が出来ていると思われる点はGood。
ここで収支を合わせて喜ぶのは、勝利が価値の源泉の業界においては座して死を待つ様なものなので、攻めの経営に転ずるべきではなかろうか。
◆経営陣
ダメとは思わないのだが、やはりCapexを徹底的に絞っている姿勢が全く優れていない。
企業においては、Capexは必要投資であり、これを止めるのは成長しないだけではなく、死んでしまう。
オーナー資金については、ベルルスコーニが首相な関係から出しにくいのだとしても、Debt性資金でなぜ収益体質・Asset体質を大きく変えようという発想にならないのか非常に不思議だ。
Asset体質を変えても顧客を呼べない程にブランド力が現段階で低下してしまっているとまでは思えない。

Equityを出せるオーナーに入れ替えて頂くのもいいのだが、本質的なRevenue体質が変わらないままEquity Injectionだけが行われても仕方ない気もするので。



こう見てゆくと、相当な転換の時期に来ているのだと思う。
一部では特に高齢化したDFにおいて、少し選手を入れ替えれば復活するなどと言われているが、それは一時しのぎであり、根本的な問題は解決されていない状態だ。
ヴィディッチやF・トーレスやクラシッチなど、獲得には信憑性の無い噂が並ぶものの、パトをチェルシーやレアルが狙うという噂にはやたら現実味が漂うのはこの辺りに原因があるのだろう。
ファンとしては、本来は短期的な成績を求めたくなるし、インテルに負け続けたりCLで早期敗退するのをもうこれ以上見たくないのだが、未来に希望が持てないのは尚のこと辛い。
どうか痛みを伴う改革を行って欲しいと切に願う。

Friday, January 29, 2010

【趣味】 LOVE理論という本

久しぶりに面白い本を読んだ。
名前はLOVE理論。
いかにもという名前で、今の僕が読むのはちょっとリアルすぎて笑えるのだが、やはり面白いものは面白いということでアップ。

http://www.amazon.co.jp/LOVE%E7%90%86%E8%AB%96-%E6%B0%B4%E9%87%8E-%E6%84%9B%E4%B9%9F/dp/4479770976

書いていることはまあ言っちゃ悪いのだが低俗。
しかし、書き方が非常に面白いし、頭がいい。
読む内に『絶対この人頭いいし、もしかして慶応とかじゃないかな?』と思って調べてみるとやはり慶応出身だったw
物を書く時は、内容は勿論のこと、どういう書き方・伝え方をすると対象に受けるのかということを考えるのに非常にいい題材だ。
ちなみに似たことを感じたブログは金融日記。
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/

Thursday, January 7, 2010

【雑感】 あけましておめでとうございます

元旦から雪が積もり、非常に寒い年明けですが、寒い日や雪が好きな僕にとっては縁起の良い年明けだと信じたいものです。

仲の良い方々のブログを見ていると、新年の誓いなどを立てている模様。
ただし、自分自身は9月の誕生日に誓いを立ててしまっているので、ちょっとやりづらい。
仕方無いのでビジネスプランのリフォアキャストならぬ、一年の誓いのリフォアキャストということで対応したい。




1, 昇進 (アソシエイトへ)
2ヶ月で達成してしまった。
ここから得られる示唆としては、目標を低く置いてしまっている可能性、もしくは自分自身の評価をコンサバ目に置いてしまっている可能性だ。
おそらく前者だろう。

ただ、9月時点での考えを一部評価するとすれば、やはり負うべき責任が大きくなれば成長が加速されるという点は合っていたということか。
自分自身が仮説をチームから強く求められるし、それが深く検証されずにそのままチームの仮説になったりもする。
それは凄く刺激的だが怖いことであり、自分の中で絶対信じられるもの以外は出せない。
今、仕事を行いながら考えていることは、「自分のPreliminaryな仮説に対する強烈な自己批判」であり、それを考えた時に、一つのステップを自分自身は登ったのだと思う。

次のステップは、それをチームの仮説にする上でのコミュニケーションをどうするかという点だと思っている。
自分自身がいかに精巧な仮説を組み立てても、チームへの伝達の順番や方法を間違えると、チームの仮説にならないという点に気づいてきた。
これを登れば、物凄い面白い世界が更に広がってくるのではなかろうか。

【再設定目標】
・アソシエイトとして自分の仮説をチームの仮説にすることにつき、デリバリー過程のノウハウを構築する。


2、新規案件に取り組む (少なくとも2件)
1月現在、その気配は無い。
それどころか、既存案件へのコミット度合いが増えたとも言えよう。
これはもうPの方々に強烈にメッセージを発する必要があるのだろう。
あとは、ラックの方々を中心とした自分自身のネットワークを大事にするということだろう。
まあ、目標自体は変更無しで。


3、(合コン以外の)飲みを行う (少なくとも月2件、平日重視)
徐々に増えてきたと思う。
一つ9月時点の考えで間違っていたと思うのは、モンキーという店の評価だと思う。
ここでは合コンが夜な夜な行われるのだが、そこにあるのは合コンというより接待であり、アツく語る場でもある。
この店を有効活用することで、別に合コンを遠ざけなくても上記目標の達成に部分的に近づくということに最近気づいた。
特にラックの人達との会話は刺激になる。
何せ、社会人としての成長スピードが超速い人達なので、負けまいという点でも刺激になるし、他業界の方の意見や感想を聞くことで得られるインサイトも非常に興味深い。
大事にしたい。

ただし、9月時点では会社を含めた既存ネットワークの深度を深める意識で目標を立てたが、ここに来て再度ネットワーク基盤自体を広げる必要性を感じてきている。
正直そのための最良の手立てが何なのか、現状ではNo Idea。
飲み会に参加などは、現状の忙しすぎる毎日では不可能だろう。
ラック以外の手立てを9月までに築けていれば合格としよう。

【再設定目標】
前回同様の目標+現在のネットワークの拡張基盤構築


4、家族、彼女を大事にする
彼女については、正直失敗しました。
でも、かと言ってどうすれば良かったのかは未だに分かりません。
暫く考えて、成長の機会にしたいと思います。
洋平については、仲良くやっていきたいです。

【再設定目標】
彼女を作る+家族を大事にする


5、ゴルフで110切り
これについても、年明けに115を達成したことで、現実味が相当出てきた。
100切りに挑戦してもいいのでしょう。

【再設定目標】
100切り